スカイクラブラウンジを無料で使えるカードを徹底比較
更新年月日:2018年09月12日
デルタスカイクラブラウンジはアメリカを中心に50カ所点在し、日本では成田空港に設置されている。外観・設備・サービスの全てがハイグレードで利用条件は厳しいが、一部カードの特典で無料利用できる。利用回数が多いならデルタスカイマイルAMEXゴールド、少ないならデルタスカイマイルダイナース/デルタシティゴールドのどちらかがおすすめだ。
スカイクラブラウンジを無料で利用できるおすすめカードをピックアップ
アメリカを中心に点在するハイグレードラウンジ、デルタスカイクラブラウンジ
デルタスカイクラブラウンジとは、デルタ航空が運営する空港の特別待合室のことだ。ゴールドクラスのカードで利用できる一般的なカードラウンジと比べると、サービス・設備・外観の全てがワンランク上で、利用者が理想的な時間を過ごせるための環境が整っている。
世界50カ所程に点在するが、そのほとんどがアメリカ国内の空港にある。日本では成田空港にあり、ラウンジ内では中華・イタリアンなど豊富な品揃えのフードバーやドリンクバー、またファミリールーム・シャワーなども完備されている。
長時間フライト前の休憩場所として利用できると、空の旅もより快適になるだろう。
ゴールドクラスのカードでデルタ航空のラウンジをお得に利用する
デルタスカイクラブラウンジも、他のエアラインラウンジ同様に利用基準があり、誰でも利用できるという訳ではない。対象者はビジネスクラス以上の搭乗者、デルタスカイクラブ会員、ワンデイ・パス所有者などだ。
ビジネスクラスのチケットは、エコノミークラスと比べて遥かに値段が高い。また、デルタスカイクラブ会員は年会費450米ドル、ワンデイ・パスは1回の利用50米ドル必要なため、一般の空港利用者が入室するためのハードルは高い。
ただし、クレジットカードの特典を利用するなら話は別だ。次項で紹介するデルタスカイマイルカードの特典を利用すれば、総コストを抑えながらデルタ航空のラウンジを無料で利用できるからだ。
デルタスカイクラブラウンジを無料利用できるカード選びのすすめ
デルタスカイマイルカードには、デルタ航空のラウンジを無料利用できる特典が付帯してるが、カードによっては利用回数に制限が設けられている。
この場合、本人以外の例えば家族会員や同伴者が利用する場合も、利用回数1回としてカウントされる。
利用回数の多い人・同伴者(家族含む)と利用したい人は、利用制限数が多いものか、もしくは無制限のカードを選ぶとよい。その上で、元がとりやすいように年会費の安いカードを選ぼう。
最後に、上記2点を踏まえた上で、他の特典も比較してみよう。マイレージや無料利用できる他の対象空港など、自分の目的にあった特典が付帯しているなら優先度を上げて検討してみることをおすすめする。
ラウンジを無料利用できてマイルもお得に貯まるデルタスカイマイルカード
利用制限数なしのアメックスゴールドはスカイチームラウンジも利用可能
ラウンジをよく利用する人に最もおすすめしたいカード が「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」(28,600円(税込))だ。ラウンジを利用できるカードの中で唯一、利用回数に制限がなく同伴者も1人まで無料で利用できる。
カードに入会することで、デルタ航空の上級会員資格「ゴールドメダリオン」が付与されるため、世界600カ所以上に点在するスカイチームラウンジも無料で利用できる(一部を除く)。国内では主要28空港のカードラウンジが利用可能だ。
ゴールドメダリオン資格は入会から1年間に限られるが、年間で150万円以上のカード決済があれば翌年度も会員資格が継続される。
マイルを貯める、という視点でも魅力が多い。カード入会で8,000マイル、入会後のファーストフライトで最大25,000マイルが付与される。
ラウンジやデルタ航空を利用する機会が多い人には、これ以上はないというほどメリットが多い。
ラウンジ利用が3回まで無料、マイルが貯まりやすいダイナースクラブ
ラウンジを利用する回数がそれほど多くないなら「デルタ スカイマイルダイナースクラブカード 」(30,800円(税込))がおすすめだ。
年間3回(同伴者の利用含む)まで同ラウンジを利用できる。スカイチームのラウンジは利用できないが、世界450カ所に及ぶダイナースクラブのラウンジを無料で利用できるので見劣りはしない。ここには国内主要28空港のラウンジも含まれている。
また、マイル付与率が1.5%で圧倒的に高い点も魅力だ。カード入会で6,000マイル、カード更新で3,000マイル、入会後のデルタ初搭乗で最大25,000マイルが付与される。
ラウンジ利用を利用できるカードの中で年会費最安のシティゴールド
ラウンジを利用できるカードの中で、最も年会費が安いカードが「デルタ スカイマイルシティ ゴールドVISAカード」(20,800円(税込))だ。
利用回数制限はダイナースと同じ3回で、デルタ空港のラウンジ以外には国内主要28空港のラウンジが利用できる。
カード入会で6,000マイル、更新で3,000マイル、入会後の初登場で最大25,000マイルが付与される。マイル付与率も1.3%とまずまずだ。
おすすめデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
デルタスカイクラブラウンジを同伴者1名まで無制限で無料で利用できる。入会と同時に上級資格が付与されるので、スカイチームラウンジも無料利用できる。ボーナスマイルも充実していて、マイルが圧倒的に貯まりやすい。通常は1年で会員資格が終了するが、年間カード利用額が150万円以上になると翌年度も上級会員資格が継続される。
デルタ スカイマイルダイナースクラブカード
デルタ航空のラウンジを年3回(同伴者利用含む)まで利用できるカードだ。国内主要28空港を含む世界450ヶ所のラウンジを利用できるのはダイナースならでは。マイル付与率も圧倒的に高く、マイルが貯まりやすい。