3分でわかる空港ラウンジガイド
更新年月日:2014年01月06日
空港ラウンジとは、空港利用者が飛行機に搭乗するまでの間、ゆったりとくつろぎながら時間を過ごせる特別待合室のことだ。空港ラウンジの特徴や利用するメリット、利用方法を理解しておくと今後のフライトで役立つだろう。ゴールドクラスのカードがあればお得にラウンジを利用できる点を含めて、本記事で空港ラウンジの基本を是非知ってほしい。
空港ラウンジって何だろう?
「空港ラウンジ」とは、空港利用者が飛行機の出発前・到着後にゆっくりとくつろげる空間として、航空会社やカード会社が提供している特別な待合室のことだ。空港ラウンジは、一般の搭乗待合室と比べると静かで、座り心地のよいソファー、雑誌・新聞、ネット環境やドリンクバーなどが備えられており、快適な時間が過ごせる。
「飛行機の搭乗を待つ時間にちょっと仕事を」そんなビジネスマンにとっても、「出発までに少し身体を休めたい」そんな旅行者にとっても非常にありがたい空間だ。
カード会社が運営するカードラウンジ、空港会社が運営するエアラインラウンジ
空港ラウンジは大きく分けて2つある。1つがカード会社が運営する「カードラウンジ」、もう1つが空港会社が運営する「エアラインラウンジ」だ。それぞれ説明していこう。
ゴールドクラスのカードで無料利用できる「カードラウンジ」
カードラウンジとは、クレジットカート会社が運営するラウンジだ。対象となるゴールドクラス以上のカードと当日の搭乗券を受付で提示すれば、無料で利用することができる。
カードラウンジのほとんどは、カード会社複数社で共同運営されている。そのため、カードは違えど利用対象となる空港は全く同じという場合が少なくない。
保安検査場の外、つまりセキュリティチェックを受ける前に利用できるラウンジが多いため、国際線の搭乗者でも国内線の搭乗者でも利用できるメリットがある。
カードによっては、会員本人だけでなく、家族会員や同伴者も無料でラウンジをできるものがある。詳細は、「空港ラウンジを無料で利用できるカードの選び方」を是非参考にしてほしい。
国内主要28空港、海外は300以上の空港でラウンジ利用が無料
ゴールドクラスのカードでラウンジを無料利用できる対象は、国内では28空港だ。空港によっては複数ラウンジを利用できるので、対象ラウンジ数は更に多い。成田・羽田・中部・関西・福岡はもちろん主要空港は網羅しているので地方在住でも便利に利用できる。
海外に目を向けてみると、対象空港数は300以上と段違いに多く、ラウンジ数で言うと450を超える。国内空港対象のカードであれば3,000円程度、海外空港であれば10,000円程度の年会費で、ラウンジを利用できるカードが発行されているので入会しない手は無いだろう。
国内で主にラウンジを利用したいなら「国内主要空港のラウンジを無料利用できるカード」、を海外で利用したいなら「海外空港のラウンジを無料利用できるカード」を参照してほしい。カード選びの前提として「空港ラウンジを無料利用できるカードの選び方」を先に読んでおけば、より理解しやすいだろう。
上級会員などが利用できるハイグレード仕様の「エアラインラウンジ」
エアラインラウンジとは、航空会社が運営するラウンジだ。例えばANAが運営するANAラウンジ、JALが運営するサクララウンジ、大韓航空が運営するKALラウンジなどが該当する。
基本的には、運営航空会社の上級会員や、ファーストクラスあるいはビジネスクラスに搭乗者のみが利用できる。受付にて会員証や搭乗券などの提示が求められる。
保安検査後に利用できるラウンジがほとんどで、搭乗時間ぎりぎりまでラウンジでゆっくりできるメリットがある。またカードラウンジと比べると、更に高級でハイグレード仕様になっており、軽食・アルコールが無料提供されていたり、シャワー・仮眠室・マッサージなど利用できるラウンジも少なくない。
空港会社によっては、一部ゴールドクラスのカードや、利用券の購入、マイルの利用でラウンジを利用できる場合もある。クレ達では、ANAが運営する「ANAラウンジ」とデルタ航空が運営する「デルタスカイラウンジ」を利用できるカードも紹介しているので是非参考にしてほしい。
クレ達の「空港ラウンジの達人」について
以上が、空港ラウンジの概要だ。ラウンジを利用するメリットや、ラウンジの特徴・利用法などがわかっていただけただろうか。
空港ラウンジの達人では、国内28空港や海外空港のラウンジをお得に利用できるカードや、その他空港利用者にとって魅力的な特典が付帯したカードを徹底紹介している。空港を利用するあなたにとって、ベストなカード選びに貢献できれば本望だ。