ダイナース空港ラウンジサービスを徹底調査
更新年月日:2014年01月07日
ダイナースクラブカードがあれば、国内主要28空港を含む世界300空港、450カ所ものラウンジを無料で利用できる。クレジットカードの中では断トツNo.1の数だ。ホテル・レストランの優待特典も利用して、ワンランク上の空の旅を満喫できる1枚として是非おすすめしたい。マイレージを貯めているなら、JALダイナース、ANAダイナースもおすすめだ。
ダイナースクラブのラウンジを無料で利用できるおすすめカードをピックアップ
日本国内や世界中の空港ラウンジを無料利用できるダイナース
国内外への渡航が多い人で、国内空港でも海外空港でもラウンジを自由に利用できたら、と考えたことはないだろうか。そんな人にはダイナースがおすすめだ。
ダイナースクラブのカードが1枚あれば、面倒な手続きなしで日本国内および世界中に点在する多くの空港で、ラウンジを無料利用できる。
また、一流ホテル&レストランの特典も充実していて、海外・国内で渡航する機会が多い人が享受できるメリットは多い。
世界300空港以上、450カ所のラウンジを無料利用できる
ダイナースクラブのラウンジ無料利用の対象は、アジア・ヨーロッパ・北中米・南米・オセアニア・アフリカなど世界300以上の空港、450カ所以上のラウンジに及び、主要国はほぼ網羅している。利用する機会のある空港が含まれているかどうかは、公式ページで確認するといいだろう。
クレジットカード単体でこれだけのラウンジをカバーしているカードは、ダイナースクラブをおいて他にない。
国内主要28空港をカバー、国際空港では複数ラウンジを無料利用できる
国内主要28空港のラウンジを利用できるカードは珍しくないが、ダイナースクラブカードは他カードよりも対象ラウンジ数が多い。
例えば、成田空港は第1・第2ターミナルの計5カ所、羽田空港は第1・第2・新国際ターミナルの計7カ所、関西空港は第1ターミナルの計5カ所、中部空港は旅客ターミナルの計2カ所、福岡空港は国内線・国際線ターミナルの2カ所のラウンジが無料利用の対象だ。
ダイナースクラブカードなら、いずれの空港でも保安検査前・後でラウンジを選べる。搭乗時間ギリギリまでラウンジでゆっくりしたいなら、保安検査後のラウンジを利用するといいだろう。主要空港をカバーしているので、地方在住者でも便利に利用できる。
国内外のラウンジ無料特典とあわせて活用したいダイナースクラブの特典
ラウンジの無料利用以外にも、国内外の空港を利用する人に紹介したい特典がある。ホテル優待特典と、レストラン優待特典だ。
海外/国内250カ所以上のホテルを優待価格で利用できる
ダイナースクラブ会員であれば、世界中のホテルを優待価格で利用できる。国外では130以上のホテルが利用対象で、中でもアジアには80以上が含まれており、特に充実している。客室アップグレード、スパ優待、食事優待など、プランによっては通常価格の半額程度で利用できる。
国内では北海道から沖縄まで全国140を超えるホテルが利用対象だ。期間限定、通年優待、スイートルームプランなどがあるが、海外同様、通常価格の半額で利用できるプランも少なくない。
これだけ取り揃えているのは、ダイナースクラブならではと言える。ちなみにダイナースクラブは、Hotlescom(ホテル掲載数が140,000の最大級のホテル予約サイト)と提携しており、同サービスの会員であれば合計室料から10%割引される特典も利用できる。ただし、こちらは対象外のものも含まれるので注意が必要だ。
全国のレストランで利用できるワンランク上の優待サービス
グルメという点でも、ダイナースクラブには魅力が多い。全国のレストラン・カフェ・バーを優待価格で楽しめる他、エグゼクティブダイニングプランでは店舗一押しの特別コースを1名〜2名無料で堪能できる。専用デスクに予約をすれば、利用当日にカードの提示&サインがいらないスマートな演出も可能だ。
プランによって対象レストラン数は違うが、日本国内のいろんな地で食を楽しみたい人には魅力的な特典だ。
国内・海外で渡航が多い人におすすめしたいダイナースブランドのカード
国内・海外の多くのラウンジが利用できるダイナースブランドのカードだが、空港をよく利用する人に最も相性の良いカードとして、マイレージの観点から3枚紹介させてほしい。
もちろん、どのカードも既に紹介した空港ラウンジ・ホテル優待・レストランの優待サービスを利用できる。
貯めたポイントをANAを含む6社のマイルに交換できるダイナースクラブカード
ダイナースクラブの中で最もスタンダードな「ダイナースクラブカード」。年会費は24,200円(税込)でプラチナクラスのカードとしては良心的だ。カード利用100円毎に1ポイント付与され、1,000ポイント=1,000マイルで交換できる。
このプログラムは次の2点において優れている。1点目がポイントに有効期限がないこと。2点目は貯めたポイントをANA・アメリカン航空・アリタリア航空・大韓航空・デルタ航空・ユナイテッド航空のマイルに交換できることだ。
複数のエアラインを利用して世界を飛び回る人には使いやすいプログラムだ。ポイントをマイルに移行する場合は、ダイナースグローバルマイレージ(年参加料:6,600円(税込))に参加する必要がある。ポイントが貯まってマイルに交換したい年だけ参加するとよいだろう。
カード利用やJAL搭乗でマイルが貯まりやすいJALダイナースカード
JALを利用する機会が多い人におすすめしたいカードが「JALダイナースカード」だ。年会費30,800円(税込)で、カード利用100円毎に1マイル、特約店なら2マイル貯まる。
カード入会後のJAL便初搭乗または、毎年の初回搭乗でボーナスマイルが付与されるほか、JAL便に搭乗する度に区間マイルの25%が追加で付与される。
JALもしくは、JALと同じワンワールドに加盟するエアラインをよく利用するなら、すぐにマイルが貯まるだろう。
カード利用やANA搭乗でマイルが貯まりやすいANAダイナースカード
ANAを利用する機会が多い人におすすめしたいカードが「ANAダイナースカード」だ。年会費29,700円(税込)で、カード利用100円毎に1ポイント貯まり、いつでも無料でマイルに移行することができる。
カード入会や毎年のカード継続でボーナスマイルが付与されるほか、ANA便搭乗毎に区間マイルの25%が追加で付与される。
ANAもしくは、ANAと同じスターアライアンスに加盟するエアラインをよく利用するなら、マイルも貯まりやすいはずだ。
定番 ダイナースクラブカード
世界中のラウンジを無料で利用できて、ホテル&レストラン優待も充実しているダイナースの最もスタンダードなカード。年会費はプラチナクラスの割に良心的だ。ポイントは有効期限なしで、多くのエアラインのマイルに交換できるので使いやすい。
JALダイナースカード
ダイナースクラブのカードと、JALカードの魅力を1枚にしたカードだ。ラウンジ・レストラン・ホテルの優待を楽しみながら、カード利用やJAL便搭乗でお得にマイルが貯まる。JAL便に搭乗する機会が多いなら、断然おすすめ。