空港クロークサービスを利用できるカードを徹底比較
更新年月日:2014年01月05日
空港内で買い物や食事を楽しむために荷物を預けたい、冬に常夏のエリアに渡航するのでコートを帰国まで預かってほしい、そんなときは空港クロークサービスが便利だ。クロークサービスは当日のみ荷物を預けるものと、帰国までコードなどの防寒具を預けるタイプの2つがある。前者ならANAアメックスカード、後者ならシティリワードワールドカードがお得だ。
クロークサービスを無料で利用できるおすすめカードをピックアップ
ゴールドクラスのカードで無料利用できる空港クロークサービス
空港で利用できるクロークサービスは大きくわけて2種類ある。1つは、空港内での買い物や食事を楽しむこと前提の、一時的な手荷物預かりサービスで、もう1つはコート等の防寒具を帰国時まで預かってもらえるサービスだ。
どちらのサービスも、成田・中部・関西・羽田(国際線)にて特定のゴールドクラス以上のカードがあれば、無料もしくは優待価格利用することができる。ただし基本的には国際線の搭乗者しか利用できない点は覚えておこう。
手荷物預かりサービスで、2個まで無料で利用できるアメックスカード
手荷物預かりサービスは、ゴールドクラスのVISAカード、JCBカードがあれば15%OFFの優待価格で利用できる。
しかし、ここでおすすめしたいのはアメックスカードだ。当日のみの利用で会員1人につき、なんと手荷物2個までが無料になるからだ。
年会費最安、中部+関西で無料利用できるANAアメックスカード
この特典を利用できるアメックスカードの中では、「ANAアメックスカード」が一押しだ。その理由は、アメックスカードの中で年会費がダントツに安いことと、このカードのみ中部空港セントレアと関西空港の2空港でクロークサービスを無料利用できるからだ。
中部空港では、荷物のサイズによって1日の荷物預かり料金が1個あたり300円〜800円、関西空港であれば350円〜1,000なので、1回の利用で最大で1,600円〜2,000円分が浮く計算になる。
また、ANAアメックスカードは国内主要28空港で会員本人と同伴者のラウンジ利用が無料になるカードとして年会費が最も安い1枚なので、空港を利用する人にとってコストパフォーマンスは非常に高い。
空港クロークサービスの申込は、当日所定のカウンターに提示して直接申し込むめばよい。
他のゴールドクラス以上のカードには成田・中部・関西・羽田の4空港対象のものもあるが、年会費に見合う特典内容(割引率)を付帯したカードは特にない。成田・羽田空港を利用するなら、カード特典なしで直接申し込んだ方がトータルのコストは安い。
空港クロークサービスで30日まで無料利用できるMasterワールドカード
帰国時まで防寒具を預ける場合は、VISA・Master・JCB・ダイナースのゴールドクラス以上の一部カードで無料、または割引料金で利用することができる。
特におすすめしたいのが、Masterカードのワールドクラスのカードだ。会員1名につき防寒着を1着、30日まで無料で預けることができる。
唯一、一般申込で入会できる年会費格安のシティリワードワールド
上記のMasterカードのワールドクラスで一般申込ができるのは、「シティリワードワールドカード」だけだ。
このカードはクラスの割に年会費も13,200円(税込)と安く、更に家族会員は年会費が無料で本人会員同様に無料で本サービスを利用できるから驚きだ。
30日間預かってもらった場合、通常であれば成田・中部空港では2,500円、関西・羽田空港では6,000円かかる。もし家族二人で利用するなら、この2倍の金額を節約できるのでお得だ。
このカードも国内主要28空港のラウンジを無料利用できる。年会費無料の家族会員も同様だ。自宅-空港間の手荷物宅配サービスでもお得なこのカード、海外渡航が多い人には是非検討してもらいたい。
ANAアメリカン・エキスプレスカード
クロークサービスを当日利用できるカードの中で、年会費が格安。他のアメックスカードなら対象空港は中部のみだが、ANAアメックスなら関西空港も対象内だ。空港ラウンジの無料利用、空港パーキング利用でも利用者にとって便利なサービスが充実。