エアポート送迎サービスが利用できるカードを徹底比較
更新年月日:2014年01月07日
荷物が多くて電車に乗りたくない、自宅から空港までノンストップで行きたい、そんな人にはエアポート送迎サービスが便利だ。一部ゴールドクラスのカードに付帯しているエアポート送迎サービス特典を利用すれば圧倒的に低価格で利用できる。最もお得に特典を利用できるカードはアメックスカード/アメックスゴールドカードだ。詳細を説明していこう。
エアポート送迎サービスで、指定エリア-空港間を楽々アクセス
空港送迎サービスとは、専用のチャーター車で指定する場所と空港までの間を送迎してもらえるサービスのことだ。Door to Doorで空港と自宅やホテル・会社間を悠々自適に移動できるので非常に便利だ。
「早朝・深夜に出発・帰国するので公共の交通機関を利用できない」、「重い荷物を持って混雑したバスや電車に乗りたくない」。こんな悩みをもつ人には特におすすめのサービスだ。
カードの特典を利用して、送迎サービスを無料/割引で利用する
一部ゴールドクラス以上のカードには、空港送迎サービスを優待価格で利用できる特典が付帯している。シティ、ダイナース、アメックスブランドのカードがそれに該当し、対象空港は成田・中部・関西・羽田(国際線)空港の4つだ。
空港送迎サービス特典を利用できるカード選びのすすめ
先ほど紹介した、シティ、ダイナース、アメックスの一部カードにエアポート送迎特典が付帯しているが、カードによって特典を利用するための前提条件が全く違う。
シティ・ダイナースの場合は、トラベルデスクで50万円(/回)以上の海外パッケージツアーや日本発の海外航空券を購入することで、片道分を無料または優待価格で利用できる。
この条件は、送迎サービス特典を利用するために払う代償としては大きくお得でもないので、本記事では紹介しない。
アメックスの場合は、メンバーシップ・トラベル・サービスで日本発着の国際航空券または海外パッケージ・ツアーを購入することで、片道分を1回として利用できる。年間の利用制限は2〜4回までだ。
上記の前提上限を理解したうえで、年会費を含めたトータルコストで最安のカードを選ぼう。
利用条件のハードルが低く、トータルコストも圧倒的に安いアメックス
先に説明した利用条件でも分かるとおり、アメックスカードはシティ、ダイナースと比べて、エアポート送迎を利用する場合に必要なコストが圧倒的に低い。空港送迎サービスを利用するなら断然アメックスカードが断然おすすめだ。
最大乗車人数は5人で、1人あたりスーツケース1つまで積載できる。指定場所は1カ所のみで、利用日の3営業日前までの予約が必要だ。
年会費最安、年間2回まで特典を利用できるアメックスカード
アメックスのエアポート送迎の特典が利用できるカードで、最も年会費が安いカードが年会費13,200円(税込)の「アメリカン・エキスプレス・カード」だ。
利用料と年会費を足したトータルのコストは、利用回数の上限の2回までなら、他のどのカードよりも安い。
例えば、東京駅から成田空港まで深夜料金でタクシーを利用した場合、高速代含めて30,000円程になるが、このカードがあれば半額以下の14,000円で済む。
年間3回以上利用するなら利用料が安いアメックス・ゴールドカード
アメックスカードの次に年会費が安いカードが「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」だ。
年会費は31,900円(税込)で、3回以上(上限回数は4回まで)の利用なら、基本的にどのカードよりも安い。
先ほどの東京駅の例で言うと、アメリカン・エキスプレス・カードよりも更に4,000円安い、10,000円で利用できる。
上記、どちらのカードにも、空港ポーターサービス、当日の手荷物預かり(クローク)サービスを無料で利用できる特典が付帯しているので、空港をよく利用する人には便利だろう。
アメリカン・エキスプレス・カード
空港送迎サービスを利用できるアメックスブランドの中で年会費最安。年間2回までの送迎サービス利用なら、総コストもこのカードが1番低い。国内主要空港のラウンジも無料で利用できる。その他、ポーターサービスやクロークサービスでもお得な特典が付帯している。