空港パーキングをお得に利用できるカードを徹底調査
更新年月日:2014年01月05日
車で空港へアクセスする機会が多いなら、空港パーキングを優待価格で利用できると便利だ。アメックカードを利用すれば、成田・羽田・関西・福岡空港の最寄り空港のパーキングを優待価格で利用することができる。アメックスカードの中では、年会費格安で特典が充実したANAアメックスカードが特におすすめだ。
ゴールドクラスのカードで空港パーキングをお得に利用する
荷物が多い時、家族で出かける時、最寄駅が遠い場合など、車で空港にアクセスすると便利だが、空港付近のパーキングに駐車する人は少しでも駐車料金を安く済ませたいところだ。特に旅行/出張期間中も車を置いたままの人ならなおさらで、例えば成田空港付近で5日間駐車した場合は、7,000円程かかってしまう。頻繁に利用するなら無視できない大きな負担額だ。
そこで頻繁に空港パーキングを使う人には、成田・羽田・関西国際・福岡の4空港で駐車料金が割引される「アメリカン・エキスプレス・カード」の空港パーキングサービスを是非知ってもらいたい。
このページを読めば、アメックスの空港パーキング特典のメリットや注意点、お得な活用方法がわかるだろう。
アメックスの空港パーキング特典は実際どのくらいお得なのか?
アメックスのカードの空港パーキングはどのくらいお得なのかを詳しく解説していこう。
割引価格で使える対象の空港&パーキング
先ず繰り返しになるが、空港パーキングの特典が使える空港は成田・羽田・関西・福岡の4つだ。そして、それぞれの空港で対象となるパーキングも指定されてる。どのパーキングでも割引特典が利用できる訳ではないので注意しよう。
定価から最大40%、または1,500円OFFの割引特典
アメックスカードの空港パーキング特典の対象となる、空港とパーキングの組み合わせは以下の通りだ。特典を利用する場合に、それぞれのパーキングをどれほどお得に利用できるかを見ていこう。
- 成田空港
サンパーキング成田:1日の利用で800円、2日目以上の利用で1,600円が割引される。2日以上の利用が、年に6〜7回あれば1万円程得できる計算だ。ちなみに5日間利用した場合の割引後の価格は5,280円(税込)だ。
成田駐車場サービス:通常料金の40%割引。ただし、空港-パーキング間をマイクロバスで移動するプランだと、ネット予約の特別料金と同じだ。帰りに車を空港まで届けてもらう場合はネット予約の特別料金よりも、アメックスカードによる割引のほうが安くなる。
- 羽田空港
サンパーキング羽田:1日の利用で1,000円、2日目以上の利用で1,800円が割引される。2日以上の利用が、年に6〜7回あれば1万円程得できる。5日間利用した場合の割引後の価格は6,600円(税込)だ。
- 関西空港
安い関空駐車場:通常料金の20%が割引されるが、オンライン予約で適用されるキャペーン割引は約40%なので、カードの特典は利用せずにWebから申し込んだ方がお得だ。その場合の利用料は5日間で6,600円(税込)だ(カード特典の場合は8,800円(税込))。
VIPカーデリバリー:上記、安い関空駐車場とサービス内容は同等なので省略する。
- 福岡空港
サイドパーキング:海外旅行の場合は1日あたり200円、国内旅行の場合は1日あたり100円が割引される。ただし同じ条件・内容で割引されるクーポンがホームページ上にもある。海外旅行で5日間の利用した場合の利用料は1,000円安い4,400円(税込)で、国内旅行の場合は500円安い4,950円(税込)だ。
この検証結果から、成田空港や羽田空港で【2日以上】【年に複数回】パーキングを利用する場合に、アメックスカードの特典を利用すればお得になることがわかった。
おすすめのカードはどれだ?
アメリカン・エキスプレス・カードは、「アメックス」の愛称で親しまれているカードブランドのことだ。ステータス性が高く、付帯サービスも充実していて人気だ。
アメックスのロゴが入ったカードはたくさん発行されているが、空港パーキングサービスの特典を利用できるのはその中の一部で、アメックスが発行している自社カード(プロパーカード)と言われるものに限られるので注意しよう。
プロパーカードの中には、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードなど高級そうなカードのラインナップがズラリと並んでいるが、クレ達的には、中でも最も年会費が安くて空港を利用する機会が多い人にはぴったりの「ANAアメックス」をおすすめしたい。
年会費最安、空港ラウンジ、空港クロークなどで特典が充実したANAアメックス
空港パーキングの特典を利用できるアメックスカードの中で、最も安い年会費を誇るのが「ANAアメリカン・エキスプレスカード」だ。
ANAアメックスカードは、「国内主要28空港でラウンジを無料利用できるカード」でも紹介しているように、会員本人と同伴者1名までが空港ラウンジを利用できる非常にパフォーマンスの高いカードだ。
その他、一時的に2つまで無料で手荷物を預けることができる空港クロークサービスの特典も付帯している。空港を利用する機会が多い人であれば、恩恵を受ける機会は多いだろう。