公開年月日:2016年09月05日
バスの運賃をスマホで決済!「BUS PAY」を埼玉県で提供開始
バス運賃をスマホで決済できる「BUS PAY」というサービスが登場しました。あらかじめBUS PAYアプリにクレジットカード情報を登録しておくことにより、スマホだけで決済が可能になります。将来的にはあらゆる交通機関で決済手段が統一されると便利ですね。
株式会社アイリッジと株式会社イーコンテクストは、バス事業者向けのスマートフォン決済サービス「BUS PAY(バスペイ)」を開始したと発表した。バスの利用者ガスマートフォンのBUS PAYアプリにクレジットカード情報を登録しておくことで、バスの乗車券を予約・購入できるほか、アプリが表示する乗車券画面を提示することでバスに乗車できる。iBeaconによる位置情報検知機能によって、利用者がバス停に近づくとスマートフォンにBUS PAYに関する情報をプッシュ通知する仕組みも備える。
引用元:バス運賃のスマホ決済サービス「BUS PAY」提供開始、まずは埼玉の一部路線バスで導入 -INTERNET Watch
バス運賃をスマホで決済できるBUS PAY
バス事業者向けのスマートフォン決済サービス「BUS PAY」は、2016年7月から埼玉県の一部(路線バス)で導入されており、8月からは高速バスでも導入予定。
BUS PAYの特徴は、スマートフォンアプリで事前に決済でき、スマートフォンの画面を見せるだけで乗車できるという簡便さです。
IT業界ではお馴染みのDoorKeeperやPeatix(ピーティックス)というサービスがあります。これらのサービスを使えば、勉強会を開催するときにイベントの告知や参加者の管理、チケットの販売などを行えます。このような勉強会でチケットを購入する人の多くが、クレジットカードを利用します。
個人で有料イベントを開催するときに、カード決済システムなどを用意するのは大変困難ですが、このようなサービスを利用することで簡単に使えるようになります。
「スマートフォンアプリ+クレジットカード決済」は、利用者側として考えると大変便利な仕組みです。今後は様々な場面で、さらに利用が増えていくことでしょう。
将来的にはあらゆる交通機関の決済手段を統一して欲しい
利用者目線で考えると、決済方法がバラバラになってしまうのはとても煩わしいです。
市バスはアプリ、電車は交通系ICカード、高速バスはウェブサイトで手続きなどというのは面倒ですよね。電車はSuicaなどの交通系ICカードが普及したため、便利さが飛躍的に向上しました。
私は東京と大阪への出張が多かったので、行く先々で電車の切符を買うのが大変面倒でした。交通系ICカードが使えるようになってからは、在来線の最寄り駅から新幹線を経由して目的地近くの駅に至るまで、改札をタッチするだけで通れるようになりました(新幹線は別途EXカードを利用していました)。あまりの便利さに涙が出そうでしたよ(笑)
公共性の高いものは同じ仕組みで運用されると便利ですし、非生産的な時間の短縮にもなるので、今後さらに統合を進めて欲しいものです。