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公開年月日:2016年08月22日

カードの不正利用被害額が増加中!安全対策の基本はできていますか?

散乱する1万円札

2012年にかけて減少していたクレジットカードの不正使用による被害額は、その後再び増加しているそうです。このような被害に遭わないようにするためには基本的な安全対策がもっとも効果的です。

クレジットカードの不正使用被害が増えている。名義や番号、有効期限といった情報を盗まれて転売目的で買い物をされたり、偽造カードで現金を引き出されたりする。最近はインターネット通販の拡大を背景にネットを通じて被害に遭う人が目立つ。個人ができる対策を知っておこう。

引用元:クレジットカードの不正使用対策、少額でも明細確認を |マネー研究所|NIKKEI STYLE

基本的な安全対策ができていない人は被害に遭う可能性が高い

インターネットショッピングなど、ネット上のサービスでクレジットカードを利用する際の基本的な安全対策としては次のようなものが挙げられます。

  • パソコンにはセキュリティソフトをインストールし常に最新の状態にしておく
  • スマホのOSは最新の状態にしておく
  • IDやパスワードをすぐにわかるものにしない
  • 複数のショップサイトやサービスでIDやパスワードを使い回さない
  • クレジットカードの利用明細は毎月確認する
  • クレジットカードは磁気式からIC式に変更する

パソコンにはセキュリティソフト(アンチウィルスやアンチマルウェアなど)をインストールして常に最新版にしておく、スマホはOSアップデートが出たらすぐに実施するというのは基本中の基本。(iPhoneの場合はアップデート後に不具合が出ることが散見されるので、1~2日は様子をみた方がよいかもしれません)

IDやパスワードを名前と生年月日にしたり、「1234」「password」などと簡単に推測できるものにしてしまっていたら、不正侵入の危険性が高くなります。また複数のサービスで同じIDとパスワードを使ってしまうと、1つのサービスで発生した情報流出が原因で、利用している他のサービスでも簡単に不正利用できてしまいます。

クレジットカード会社は不正使用の被害を60日以内であれば補償してくれるのが一般的ですが、ID・パスワードの管理がずさんな場合は認められないこともあるそうなのでご注意を。

このような基本事項はわかっていて当たり前と思ってしまうのですが、引用元のような記事になるということは、それだけ多くの人達が基本的な対策ができていないということなのかもしれません。

サイバー犯罪の手口は技術的に高度でない場合も多い

サイバー犯罪と聞くと、なにやら技術的に高度なことをやっているように感じてしまいますが、実際にはそうでない場合も多いです。

例えば誕生日や愛犬の名前などをインターネット上のサービスでIDやパスワードとして利用している場合、その情報を知った悪意のある人によって簡単に不正侵入される可能性があります。

知らない人とSNSでチャットをしていて、IDやパスワードとして使っている誕生日などの情報を書き込んでしまうというのは、ネット上にウェブサービスのログイン情報を書き込んでいることと同じです。

オレオレ詐欺も最近は巧妙化していますが、元々は老人などに電話して「オレオレ、俺だけどちょっと大変なことになってしまって」など話しかけて、電話相手から息子などの名前を聞き出し、本人のふりをするというようなものでした。サイバー犯罪の多くは基本的な対策で回避できるものも多いので、一度きちんと見直してみましょう。

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