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公開年月日:2017年03月14日

4月1日からアメックスのマイル交換レートが改悪!3末までに移行する人におすすめしたい4つのマイルと使い方

メンバーシップ・リワードの移行先航空会社ロゴ

3月27日追記:アメリカン航空のAAアドバンテージには移行できません。思いっきり勘違いしてました。。。

4月1日からアメックスのプロパーカード向けのポイントプログラム「メンバーシップリワードプラス」が改悪されます。

これまでは、年間3,000円の登録料を払ってメンバーシップリワード・プラスに加入していれば15社の航空会社のマイルに1ポイント=1マイルで交換できましたが、4月1日からはANAマイルを除いて1ポイント=0.8マイルに改悪されます。

現在
1,000円ポイント→1,000マイル(100円→1マイル)
2017年4月1日以降
ANAマイル:1,000ポイント→1,000マイル(100円→1マイル)
その他:1,250ポイント→1,000マイル(100円→0.8マイル)

改悪の対象はこの辺りのカード。

スカイトラベラースターウッドは4月以降もそのままのレートです。

高額利用で何10万のポイントを貯めた人は3末までにマイル交換を済ませておきたいところです。(レートが維持されるANAマイルも移行マイル数は年間80,000マイルと上限が決まってますし、今後もレートが維持される保証はないので)

個人的に、ANAマイル以外での移行先候補はブリティッシュエアウェイズ(Aviosポイント)、アメリカン航空(アドバンテージ)、シンガポール航空(クリスフライヤー)、エティハド航空(エティハドゲスト)の4つです。アメックスポイントをたくさん(8万マイル以上)お持ちの方は是非参考にどうぞ。

ちなみに、少しでもたくさんマイルを貯めたい私はメインカードを(30社以上の航空会社のマイルが100円の利用につき最大1.25マイル貯められる)スターウッドアメックスに乗り換える予定です。

ブリティッシュエアウェイズ Aviosポイント:JAL国内線特典航空券が片道4,500~でお得

ブリティッシュエアウェイズのロゴ

最有力候補はブリティッシュエアウェイズが運営するマイレージプログラムAviosポイント。

同じワンワールドに加盟するJAL(日本航空)の片道特典航空券にたった4,500マイルから交換できます

出発地から目的地までの距離が650マイル以内ならすべて片道4,500マイルで交換可。たとえば、羽田からなら沖縄や奄美大島など一部地域を除く国内線が650マイルに収まります。つまり、東京からならほとんどの地域に往復9,000マイルで国内旅行できるのです。

当日発券ができたりキャンセル手数料が安かったり、必要マイル数以外にもメリットが多く、普段から国内出張や旅行で重宝しています。今後も使い続ける予定なのでこれを機に大量に移行する予定です。(改悪されないことを祈るばかりです)

JAL国内線特典航空券 必要マイル比較(片道)

路線 Aviosポイント JALマイル
東京-伊丹 4,500 6,000(5,000)
東京-福岡 4,500 7,500(6,000)
東京-札幌 4,500 7,500(6,000)
名古屋-札幌 4,500 7,500(6,000)
東京-沖縄 7,500 6,000(5,000)
伊丹-札幌 7,500 6,000(5,000)

:()内はディスカウントマイル期間の必要マイル数

Aviosポイント・JALマイル 特徴の比較

路線 Aviosポイント JALマイル
片道発券 OK OK
予約期限 当日OK 搭乗日4日前
搭乗できる人 誰でもOK 会員本人、配偶者および会員の2親等以内の家族、義兄弟姉妹の配偶者
キャンセル料 7440円or空港税等(羽田国内線なら290円)の安い方の金額 3,100マイルまたは3,100円

エティハド航空エティハドゲスト:ブリュッセル航空とチェコ航空の特典航空券への交換がお得

エティハド航空のロゴ

エティハド航空のマイレージプログラム「エティハドゲスト」は特典航空券に交換できる提携航空会社ごとに必要マイル数を設定しています。すべての航空会社のレートを調べたところブリュッセル航空とチェコ航空の特典航空券に交換する際の必要マイル数が極端に少ないことが判明。桁を間違えてるのかと思ったほどの衝撃です。

まずはベルギーのフラッグキャリア、ブリュッセル航空の往復特典航空券の交換レートをどうぞ。

ブリュッセル航空の往復特典航空券の交換レート1

ブリュッセル航空の往復特典航空券の交換レート2

画像引用元:エティハド航空公式サイト REDEMPTION TABLE-BRUSSELS AIRLINES(2017年3月13日取得)

  • ブリュッセル-パリ往復:エコノミークラス930マイル、ビジネスクラス1,550マイル
  • ブリュッセル-ロンドン往復:エコノミークラス1,236マイル、ビジネスクラス2,060マイル
  • ブリュッセル-ミラノ往復:エコノミークラス2,568マイル、ビジネスクラス4,280マイル
  • ブリュッセル-モスクワ往復:エコノミークラス8,376マイル、ビジネスクラス13,960マイル
  • ブリュッセル-ニューヨーク往復:エコノミークラス21,972マイル、ビジネスクラス36,620マイル

ブリュッセルからの渡航ルート

解説不要の好レート。ベルギーの首都ブリュッセルとパリ・ロンドンの往復がたったの2,000マイル以下。ニューヨークの往復ビジネスクラスは4万マイル以下。こんなに少ないマイルで交換できる組み合わせは他にありません。

片道発券はできませんが、往復を発券して復路は利用しなくても十分にモトが取れます。すごいです。

つづいてチェコ航空特典航空券への交換レートはコチラです。(片道のレートです)

チェコ航空特典航空券への交換レート

画像引用元:エティハド航空公式サイト REDEMPTION TABLE-CZECH(2017年3月13日取得)

画像のレートはすべて片道分。往復の場合は単純に倍になります。

ブリュッセル航空ほどの衝撃はありませんが、チェコの首都プラハとヨーロッパ各地を結ぶ特典航空券をエコノミークラス往復1万マイル、ビジネスクラス2万マイル以下で交換できます

さらにチェコ航空は韓国ソウルへの直行便を就航していて、片道の必要マイル数はエコノミークラス12,805マイル、ビジネスクラス25,610マイル。私の知る限りではヨーロッパと東アジアを結ぶ路線の中では最も少ないマイル数で特典航空券に交換できる組み合わせです。

エティハドゲストを使ってソウル経由でヨーロッパに渡航するのもアリかなと考えています。(日本-ソウルのチケットはAviosポイントを使ってJALの特典航空券を発券します。)

アメリカン航空アドバンテージ:日本-中東路線のビジネス&ファーストクラスがおすすめ

アメリカン航空のロゴ

アメリカン航空のマイレージプログラム「アドバンテージ」は、ワンワールドに加盟する航空会社とエティハド航空など個別に提携する航空会社の特典航空券に交換できます。

oneworld®加盟航空会社
エア・ベルリン、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、イベリア航空、日本航空、ラン航空、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空、TAMブラジル航空

その他の提携航空会社
エア タヒチ ヌイ、アラスカ航空/ホライゾン航空、ケープエアー、エティハド航空、フィジー・エアウェイズ、ガルフ航空、ハワイアン航空、Interjet、ジェットエアウェイズ

引用元:アメリカン航空公式サイト

出発エリアと到着エリアxシートクラスで必要なマイル数xが決まるゾーン制を採用していて、一部の組み合わせにおいて、お得なレートで特典航空券に交換できます。個人的にイチオシなのが日本-中東路線です

アドバンテージにおける日本中東間の必要マイル数

画像引用元:oneworld®や他の提携航空会社の特典旅行に必要なマイル数(2017年3月13日取得)

↑日本発の片道に必要なマイル数。

日本発中東行きのビジネスクラスが片道40,000マイル、ファーストクラスは50,000マイル

日本から中東への渡航ルート

日本発着の中東エアラインのうち、アドバンテージで交換できるのはカタール航空とエティハド航空の2社。いずれも超高級志向の機材やサービスがウリの航空会社で、エミレーツ航空を加えて「中東御三家」と言われるエアラインです。

アドバンテージのお得度は、JALマイルとANAマイルと比較してみれば一目瞭然です。

日本発中東路線直行便 アドバンテージ/JALマイル/ANAマイル 必要マイル数比較(上段:片道、下段:往復)

航空会社
路線
シートクラス アドバンテージ JALマイル ANAマイル
カタール航空
羽田-ドーハ
エコノミークラス 22,500
45,000
37,000
50,000
ビジネスクラス 40,000
80,000
60,000
80,000
エティハド航空
成田-アブダビ
エコノミークラス 22,500
45,000
片道発券NG
70,000
ビジネスクラス 40,000
80,000
片道発券NG
110,000
ファーストクラス 50,000
100,000
片道発券NG
210,000

:カタール航空日本路線はファーストクラスの設定なし(2017年3月現在)

「カタールやエティハドのビジネスクラス・ファーストクラスに乗りたい!」という人なら、JALマイルやANAマイルよりもアドバンテージの方がお得に特典航空券に交換できます。

シンガポール航空 クリスフライヤー:シンガポール航空A380・B777のビジネス&ファーストクラスがおすすめ

シンガポール航空のロゴ

最後は、シンガポール航空のマイレージプログラムのクリスフライヤーです。

シンガポール航空はスターアライアンスに加盟しているため、ANAとマイレージ相互提携しているのですが、ANAマイルではシンガポール航空の人気機材であるA380とB777のビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券を発券することができません

そこで「マイルを使ってシンガポール航空のA380やB777に乗りたい!」という人は、クリスフライヤーを貯めて特典航空券に交換する以外方法はありません。

まずB777が運航している東京-シンガポール路線の交換レート(オンライン予約の場合)

  • ファーストクラス片道:60,000マイル
  • ビジネスクラス片道:40,000マイル

日本からシンガポールへの渡航ルート

しかし、これだと飛行時間の割には少しレートが高いですね。

なので香港-シンガポール-ジャカルタ便を狙ってます。

  • ファーストクラス片道:37,500マイル
  • ビジネスクラス片道:27,500マイル

香港からジャカルタへの渡航ルート

こちらは香港-シンガポールはA380、シンガポール-ジャカルタはB777が運航しており、37,500マイルで超人気機材のファーストクラスに2回乗ることができるのです。しかもシンガポール航空の本拠地のチャンギ空港のファーストクラスラウンジでゆっくりくつろぐこともできます。

飛行機好きにおすすめしたい組み合わせです。

交換レートは3月11日時点の情報です。近日交換レートが変更になるそうです。

4つのマイルを紹介しましたがいかがでしたか。私は最後まで悩むと思いますが決まらなかったらANAに移行する8万マイルを残して残りすべてをAviosポイントに移行するつもりです

以上、アメックスのポイントを交換するのにおすすめのマイレージプログラムを紹介しました。現在のレートで移行できるのは3月31日までです。

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