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公開年月日:2016年10月05日

クレジットカードがなくても不便に思わない人が多い?安全面での不安で、利用に消極的になっているのかも

1万円札を持つ手

内閣府が実施した、クレジットカード利用に関する世論調査の結果によると、半数以上がカード利用に消極的という回答だったそうです。利用したいと思わない理由は「不便を感じない」だそうで、にわかには信じ難いです。一方で安全上の理由から、利用に不安を感じることは理解できます。

内閣府は1日、クレジットカード利用に関する世論調査の結果を発表した。「クレジットカードを積極的に利用したいか」との質問に対し、「そう思わない」との回答は57・9%で、「そう思う」39・8%を大きく上回った。

引用元:クレジットカード、「積極利用したくない」57%:朝日新聞デジタル

クレジットカードがなくても不便じゃない?

内閣府の調査結果でとても意外なのが、55.4%もの人達がクレジットカード無しでも不便を感じないと答えていること。本当に?というのが率直な感想です。クレジットカード全体の利用金額が増え続けていることからも、間違いなくその普及率は右肩上がりだと思うのですが。

また、ネットショッピングが発展してきたことにより、クレジットカードの便利さをより身近に感じるようになりました。ネットショッピングモール大手のAmazonなどは、クレジットカードがないと受け取りまでに手間がかかってしまいます。

ただ、毎月のようにクレジットカード番号を含む個人情報の流出事件や詐欺事件が発生しており、安全面での不安により消極的になっているのかもしれませんね。

安全面での不安に関しては理解できる

私はキャッシュレス派なので、クレジットカードや電子マネーは積極的に利用していますが、安全面での不安が無いわけではありません。ただフィッシング詐欺などに対しては細心の注意を払っていますし、不正利用を警戒して、毎月の利用明細は全ての項目を確認しています。

ほとんどのクレジットカード会社は、不正利用があった場合に補償を受けられるので、クレジットカードを利用するなら最低限、明細の確認を行っておくことで不安は和らぐと思います。クレジットカードは後払い方式なので、明細を見ないと利用状況がわかりません。

しかしプリペイドカードのような前払い(事前入金)方式なら、万が一に紛失しても、事前に入金した金額以上に使われてしまうことはありませんし、補償が受けられる場合もあります。

プリペイドカードやデビットカードの場合は、スマホアプリが利用できるものが多く、カードで決済するとすぐにメールで知らせる機能もあります。そのような機能があると、すぐに内容を確認できて、利用があったその場で不正利用かどうかを判断できます。

同様の機能が使えるクレジットカードもありますが、まだ少数なので、今後は増えていくとよいですね。いずれにしてもクレジットカードなどは、できるだけ紛失しないようにし、何かあったらすぐに停止できるように連絡先を控えておくなど、日頃から注意が必要です。

クレジットカードを使ううえでの不安が解消されれば、より多くのユーザーがクレジットカードを積極的に使い、便利なものだと思い始めるかもしれませんね。

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