公開年月日:2016年09月14日
信用組合もカード決済サービス「コイニー」を採用!キャッシュレス化が進みそう
コイニー、スクエアなどのクレジットカード決済サービスが徐々に浸透してきています。クレジットカードの決済サービスを個人レベルでもできるようになるのはとても便利。長野県信用組合もサービスを利用するということで、今後ますます様々な場所でカードが利用できそうです。
コイニーは、クレジットカード決済サービス「Coiney」に関して、長野県信用組合と、長野県内の事業者に対し導入の支援を行う業務提携を開始したと発表した。Coineyは、スマートフォンやタブレット端末を使い、場所を選ばず簡単に低コストでクレジットカード決済を利用可能にする。
コイニーとは?
コイニーは小規模事業者や個人でも利用できるクレジットカード決済サービスです。
提供される専用の決済端末を使い、少額の決済にもクレジットカードが利用できます。例えばイベントでの商品販売のような場面では、お釣りのために現金(特に硬貨)が必要になり、取引額が大きくなるほど準備が大変になります。
コイニーなら専用の小さな決済端末を用意するだけで済むため、導入はとても手軽。もちろん、全てのお客さんが支払いにカードを使うわけではないですし、コイニーを利用する事業者は3%ちょっとの手数料を支払わなくてはいけません。
ただ、少しでも多くのお客さんがカード決済をしてくれれば、多くの現金を用意する必要がなくなるし、お釣りがないことで購入してもらえないという機会損失を減らすこともできます。コイニーの他には、スクエア、ペイパルヒアなどの決済サービスがあります。
キャッシュレス推進は地域経済活性化につながるのか
クレジットカードは若年層の利用率が高いのかな?と漠然と考えていましたが、つい先日、スーパーのレジで少額の支払いをカードで行っているご年配の方を見かけて、必ずしもそうではないかもと思い直しました。IC式のクレジットカードならサインの代わりに4桁の暗証番号を入れるだけで決済できる端末もありますし、慣れれば誰にとっても便利ですよね。
引用元の記事では情報量が少なく、実際に長野県信用組合がどのような取り組みを行うのかがあまり詳しくわかりません。ただコイニーのようなサービスはIT業界では認知度は高そうですが、それ以外の業界の人達にはまだまだ存在が知られていないんじゃないでしょうか。そうだとすれば、信用組合のような組織が旗振り役になってサービスの存在を知らしめる意義は大きいのではないでしょうか。
また訪日外国人にとっても、地方の小さな店舗などでクレジットカード決済ができるのはとてもメリットが大きく、人口減少によりインバウンド需要が欠かせなくなってきている日本にとっては、今回の事例のような取り組みは必須になっていくと思われます。私も何かイベントでものを売るような機会が増えそうであれば、積極的にこのようなサービスを使ってみたいと思います。