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公開年月日:2015年09月22日

au WALLETクレジットカードが100万枚突破!ドコモ・ソフトバンクと発行枚数やポイント制度を比較!

au WALLET

KDDIフィナンシャルサービスは2015年8月24日に、au WALLETクレジットカードの累計発行枚数が100万枚を突破したと発表した。KDDIではこれを記念して新規入会者や既存ユーザーにauポイントが当たるキャンペーンを開催している。

このニュースを見て気になったのはキャンペーン内容よりも「100万枚」についてだ。ドコモが発行しているDCMXカードや、ソフトバンクカードと比較するとどの程度なのだろうか。

DCMXカード 調べてみると、ドコモが2006年に発行したDCMXカードは、DCMXゴールドや電子マネーのDCMX miniも含めて、2009年には既に累計1,000万枚を達成している

続いてソフトバンクは2007年にクレジットカードの「SoftBankカード」をリリースしたが、2015年2月に新規申し込みを終了し、プリペイドカードの「ソフトバンクカード」をスタートさせた

こちらは発行開始からまだ半年程度なので、発行枚数に関する情報は出ていない。

auにも電子マネーのau WALLETカードがあり、2015年の3月に申込件数(≒発行枚数)が1,000万件を突破したとの発表があった。

従って、携帯電話各社のクレジットカード・プリペイドカード・電子マネーの発行数を合計すると以下の通りになる。

  • ドコモ:2006年発行開始、2009年に1,000万枚達成(DCMXカード・DCMXゴールド・DCMXmini)
  • au:2014年発行開始、2015年に1100万件達成(au WALLETカード・au WALLETクレジットカード)
  • ソフトバンク:2007年発行開始、発行枚数不明(SoftBankカード・ソフトバンクカード)

こう見るとわずか1年で1,000万の大台に載せたau WALLETの快進撃が目立つ。一方、伸び悩んでいるドコモや発行枚数で遅れを取っているであろうソフトバンクは、巻き返し戦略の1つとして、独自のポイントを捨てて共通ポイントへの加入を決めた。次の章で詳しく説明していこう。

ドコモ、ソフトバンクはポイント戦国時代に参戦を決める

金鯱

昨今、様々なポイントサービスが誕生し、ポイント戦国時代と呼ぶにふさわしい時代となっている。

特に「Tポイント」「Pontaポイント」「楽天スーパーポイント(Rポイント)」の三大共通ポイントが軸となり、加盟店を増やしてユーザーの囲い込みを図っている。

SoftBank ソフトバンク・ドコモは、auよりも一足先にこの戦いに加わった。

ソフトバンクは2014年7月から、携帯料金の支払いで貯まるポイントを「ソフトバンクポイント」から「Tポイント」に改めた

その後発行を開始したソフトバンクカードでも、利用金額に応じてTポイントが貯まる仕組みとし、Tポイント陣営での参戦を決めた

NTTドコモ ドコモは2015年の12月からDCMXカードに代わり「dカード」を発行する予定だ。ポイントプログラムも「ドコモポイント」から「dポイント」へと改称され、Pontaポイントとの相互交換・利用を予定しているドコモはPontaポイント陣営についた形だ

なお現時点でもDCMXカードをローソンで利用すると、常に3%オフになるキャンペーンが行われており、今後dカードと名前を変えてからも、Pontaポイント加盟店との関係を強化していきそうだ。

Au 対してauの場合、au携帯電話の利用やau WALLETカード/クレジットカードで貯まるポイントは「WALLETポイント」で、使い道はau内のサービスにほぼ限られる

セブンイレブンでau WALLETカード/クレジットカードを利用するとau WALLETポイントがアップする特典があるものの、あくまでau WALLETポイントアップ店の1つであり扱いは大きくない。

  • ソフトバンク:Tポイントと提携、ファミリーマートでソフトバンクカードを使うとポイントアップ
  • ドコモ:Pontaポイントと提携予定、ローソンでDCMXカードを使うとポイントアップ
  • au:共通ポイントとの提携なし、セブンイレブンでau WALLETを使うとポイントアップ

いっそのことauには楽天スーパーポイント(Rポイント)と提携してくれれば面白いのだが、今のところそのような報道はない。

これまでは頻繁なキャンペーンや斬新さで携帯会社カード界を牽引してきたau WALLETだが、今後更に利用者を伸ばしていくためには他社とのより強固な提携が鍵になりそうだ。auの次の1手にも注目していきたい。

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