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公開年月日:2016年03月31日

【イメージアップ戦略?】楽天カードが手話や筆談に対応したビデオ電話問い合わせ窓口を開設

2016年3月3日 、楽天カード株式会社は株式会社プラスヴォイスと提携し、手話や筆談に対応したお問い合わせ窓口を開設した。手話・筆談はSkype、LINE、FaceTime(iOSデバイス限定)のいずれかのビデオ電話サービスを介して行われる。

受付時間は9時30分~17時30分の間で、12/31~1/3を除き年中無休だ。

従来の問い合わせ窓口はメールか電話しかなく、聴覚や言語が不自由な方自身が問い合わせるのは困難で、家族や知人が代理で問い合わせるケースがほとんどだったそうだ。そこで楽天カードは、障害のある利用者とも直接やりとりができるようにと、ビデオ電話窓口を設置したようだ。

不倫現場

なお、問い合わせページには、「各アプリの機能及び安全性については保証しない」とある。昨今、週刊文春(センテンススプリング)による某ハーフタレントと某ゲスの極みアーティストとのLINEをきっかけとした不倫のスクープがあったため、「安全性を保証しない」と言われると不安になるだろう。念のため、例えばビデオ電話の背景に不要なものが映り込んでないかなどをチェックしておこう。

ビデオ電話の相手は楽天カードスタッフではなく、あくまで通訳

問い合わせのイメージ

画像引用元:楽天カード 手話通訳サービス(2016年3月30日取得)

このサービスで注意が必要なのは、ビデオ電話窓口で対応してくれるスタッフはあくまでも通訳スタッフであり、楽天カードのスタッフではないという点だ。

つまり、利用者→手話、筆談専用スタッフ→楽天カードオペレーターと、専用スタッフを介して楽天カードオペレーターに問い合わせが行われる。従って、多少のタイムラグが予想される。時間に余裕のあるときに利用した方が良いだろう。

本当に社会に優しい企業を目指すなら、他に直すところがあるのではないだろうか

さて、今回このようなサービスを導入した経緯は、前述のように利用者の声を反映させてのことだそうだ。それについては素晴らしい活動だ。しかし、もっと耳を傾けるべき声もあるのではないだろうか。

楽天カードの紹介

画像引用元:年会費永年無料 楽天カード(2016年3月30日取得)

例えば楽天カードの宣伝で、「楽天市場で楽天カードを使うとポイント2倍」という表記がある。この表記を見て、「楽天市場で楽天カードを使えば、通常の2倍のポイントが貯まる(=100円で2ポイントが貯まる)」と勘違いする人が続出している。しかし、実際は楽天市場で楽天カードを使っても100円で1ポイントしか貯まらず、楽天独自の計算方法で2倍と呼んでいるに過ぎないのだ。

また、入会特典のポイント付与条件がわかりにくいとの意見も多く見受ける。もちろん、ちゃんと説明を読まない利用者側にも非はある。ただ、某価格比較サイトの口コミ欄に書き込んでいる人のように、ちょっとでも複雑な案内になるともう全く理解できてない人々も存在する。要望に応えるだけでなく、批判の声にも耳を傾けてこそ社会に優しい企業なのではないだろうか。

いつまでも利用者を騙すような行為をしていては、いくらバリアフリーや社会的弱者の救済を謳ったところで楽天カードマンの参院選出馬準備としか思えないのが現状だ。もはや小細工のいらない大企業に成長したのだから、襟を正し、誠実な運営を心がけて頂きたい。

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