公開年月日:2016年01月26日
「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」が誕生。メリットと切替方法を紹介
画像引用元:【楽天市場】エントリー&楽天カード新規入会&利用でポイントプレゼントキャンペーン(2016年1月26日取得)
2015年12月17日、「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」の発行を開始したと、楽天カード株式会社から発表があった。
冗談のような名称だが、要するに、これまで別々に存在していた「楽天カード」と「楽天ポイントカード」が統合され、1枚の楽天カードとしてリニューアルした。
これにより、新規に楽天カードを申し込んだ人は、自動的に「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」を入手できる。
では、そもそも楽天ポイントカードとは何か?や、統合により得られるメリット、旧・楽天カードからの切替方法について紹介していこう。
楽天ポイントカードは、カード提示でポイントが貯まるカード
まずは楽天カードよりも知名度が低いであろう、「楽天ポイントカード」について紹介しよう。
このカードはクレジットカードや電子マネーとは異なり、できることはポイントを貯めることと、ポイントを使うことの2点だ。
ポイントを貯めるためには商品購入時にレジにてカードを提示する。店員がカード裏面にあるバーコードをスキャンすると、商品購入金額に応じて楽天スーパーポイントが貯まる(ポイントレートは加盟店によって異なる)。
ポイントを利用する場合も、ポイントで支払う旨を店員に告げてからカードを提示すると、1ポイント=1円として支払い料金に充てられる。
これまでは、ほぼネット上でしか利用価値のなかった楽天スーパーポイントが、ポイントカードの登場により実店舗でも有効活用できるようになったわけだ。
ポイントカードとの統合で、楽天カード1枚を持つだけで十分になった
楽天ポイントカードについて詳しくなったところで、今回のカード統合によるメリットを紹介しよう。
これまでは楽天カードでポイントを貯めるためには楽天カードを、楽天ポイントカードでポイントを貯めるには楽天ポイントカードを持ち歩く必要があった。
2枚のカードが統合したことにより、「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」1枚あればそれぞれの方法で楽天スーパーポイントを貯められるようになった。
また、楽天カードは楽天Edy機能も備えているので、「楽天カードから楽天Edyへのチャージでポイント」「楽天Edy払いでポイント」「楽天ポイントカードの提示でポイント」と、楽天カード1枚だけによるポイント3重取りが可能になった。
従来の楽天カードから「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」に切り替える方法
画像引用元:楽天ポイントカード機能ご利用ガイド(2016年1月22日取得)
既に楽天カードを所持している人でも、切替申し込みページから「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」に切り替えられる。ただし、切替手数料1,100円がかかる。
統合によって得られるメリットは複数枚のカードを持ち歩く必要がなくなる程度なので、はっきり言って手数料を払ってまで切り替えるのはおすすめできない。
画像引用元:楽天ポイントカード: カードレスで便利!楽天ポイントカードアプリ登場(2016年1月26日取得)
そもそも、サークルKサンクスなどと提携して発行している楽天ポイントカードなら、各店舗で無料発行しているし、Android・iOSなら楽天ポイントカードのアプリ版を無料ダウンロードできる。
しかもアプリ版なら限定キャンペーンが行われており、2016年6月29日までは毎週水曜日にポイント5倍になるキャンペーンが行われている。
従って、手数料を払って切り替えるよりも、カードの更新日まで待って新しいカードが送られてくるまで待つか、無料で手に入る楽天ポイントカードを発行して利用する方がおすすめだ。