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保険は誰に適用されるのか?対象になる被保険者を解説

更新年月日:2012年10月02日

付帯保険の被保険者について

クレジットカードに付帯する保険の契約では、「保険契約者=クレジットカード会社(またはその提携会社)」、「被保険者=クレジットカード(またはその提携カード)の会員」となっています。つまり、補償を受けられるのはカードの会員、ということになります。

ただし、会員と一言で言っても、クレジットカードの会員には本会員と家族会員の2種類があります。その場合、被保険者とは誰のことを指すのでしょうか?

本会員の場合

本会員、つまりクレジットカード会社と契約を交わした本人であれば、すべての付帯保険の補償の対象になります。自動付帯の保険であればカードが発行された時点で所有者本人が、利用付帯の保険であればカードを利用した時点で契約者本人が、それぞれ被保険者となります。

家族会員の場合

本会員の子カードを所有する家族会員は、補償を受けられる保険と受けられない保険があります。盗難保険とショッピング保険は、家族会員も本会員と同様の補償があるカードがほとんど。しかし、海外・国内の旅行保険はそうとは限りません。カード会社やカードのグレードによっては、本会員しか補償されなかったり、家族会員は別途申し込みが必要な場合があるなど、その内容はまちまちです。家族で海外旅行に行く前には、必ず確認しましょう。

家族特約とは?

本会員の保険契約に付加される、家族のための特約です。クレジットカードでは主に海外旅行保険において付加されるものですが、一般カードではあまり見かけることはありません。ゴールドカード以上の特約になっています。

被保険者となる家族の範囲はカード会社によって異なりますが、以下の三井住友プラチナカードが定める規定が一般的です。

  • 本会員の配偶者
  • 本会員と生計を共にする同居の親族
  • 本会員と生計を共にする別居の未婚の子

※ 親族とは6親等以内の血族または3親等以内の姻族

18歳以上であれば家族カードや学生カードの発行で海外旅行保険が付く場合がありますが、18歳未満の子どもに海外旅行保険を適用するためには、家族特約が付いていなければなりません。その点では、家族特約が付いたゴールドカード以上のクレジットカードを持つのは非常に有意義と言えるでしょう。

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