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過去の金融事故が審査に与える影響を徹底解説
更新年月日:2013年08月04日
「なぜか審査が通らない・・・」。収入も勤務先も立派なのに毎回カード審査で断られる人は、過去に延滞など金融事故を起こしたことはないだろうか?このページは過去の金融事故が審査に与える影響について某カード会社に勤める専門家に確認してみた。
申込者の信用情報が確認できる
延滞や自己破産などのいわゆる金融事故を起こすと、その情報が信用情報機関に記録されてしまう。
信用情報機関とは、個人のカード発行や利用状況、ローンの借入額などの信用情報を管理している公的な機関のことで、カード会社は審査の時にここに記録された情報を確認する決まりになっている。
信用情報機関はいくつかあるが、クレジットカード審査の場合はCIC(シーアイシー)という機関の情報を確認している。ちなみに、この情報は一般人も申請すれば見ることができる。
ここに事故情報が掲載されてしまうといわゆるブラックリスト登録者として扱われるので、カード会社の評価は大きなマイナスとなり、審査が厳しくなってしまうのだ。
延滞は2年間、自己破産は5年間も記録される
一度事故を起こしてしまうと、登録されてから支払延滞は2年間、自己破産や任意整理などの法的手続きがあった場合は5年の間も記録されてしまう。
該当する人はこの期間はカードを申込んでも、審査に通らない確率が高くなるので注意しよう。
逆に、事故を起こしても延滞は3年目、自己破産でも6年目になれば記録は消去されるので、申込むタイミングを検討しておこう。
支払が遅れた=事故扱いにはならない
支払予定日を1日遅れたからといって即事故扱いになるわけではない。
引き落としの銀行口座の残高が足りなかったなど「ウッカリ」は誰にでもあるものなので、およそ1か月以内に引き落としができていれば問題ないだろう。
事故扱いになるまでに1か月~1か月半程度の猶予が設けられているそうだ。何れにしてもきちんと返済することが大切だ。
ブラックリストに登録されるとカード審査に通らないのか?
本当にブラックリストに登録されているなら、審査を通るのは厳しいだろう。
しかし、紹介した通りブラックリストの記録は2年~5年で消えるし、少しの支払い遅れの場合はブラックリスト扱いされないので、心配な人は、本当にブラックリストに登録されているのか確認することをおすすめする。
また、デビットカードならブラックでも審査に通過できるので、おすすめだ。詳しくはブラックでも入会できる方法&クレジットカードを徹底調査で紹介しているので参考にしてほしい。