公開年月日:2015年08月26日
知らなきゃ損する!ボーナス一括払いが最強の支払方法である2つの理由
クレジットカードの支払方法は一括払いや分割払い以外にも様々な方法があり、最もおすすめなのがボーナス一括払いだ。
名前から勘違いされやすいが、ボーナス一括払いは個人事業主や学生など、ボーナスをもらっていない人を含めて誰でも利用できる。
しかも一括払いや分割払いにはないメリットがある。
今までボーナス一括払いに馴染みがなかった方のために、なぜボーナス一括払いがおすすめなのかを2つにまとめて紹介しよう。
ボーナス一括払いが最もおすすめな支払方法である2つの理由
1.通常の一括払いよりも、支払日が遅くなる
ボーナス一括払いとは、カードの利用金額を夏と冬のボーナスの時期にまとめて支払う方法だ。
詳細はカード会社によって異なるが、おおむね12~6月の利用分を8月に、7~11月の利用分を1月にまとめて支払える。
通常の一括払いであれば当月に利用した分は翌月~翌々月に払うパターンがほとんどだが、ボーナス一括払いなら半年先まで支払を延ばせる。
では1月にカードを利用した場合、一括払いとボーナス一括払いで支払日がどう変わるのか。具体例は以下の通りだ。
- 一括払い:1月にカードを利用→2月、または3月に支払い
- ボーナス一括払い:1月にカードを利用→8月に支払い
支払日が遅くなればなるほど、お金を手元に留めていられるので、支払日までの期間を活かして定期預金を利用したり、資産運用の資金にできる。
例えば100万円の貯金があるとしよう。
その時カードで100万円の利用があった場合、一括払いならば翌月に100万円はなくなるが、ボーナス一括払いならば半年後まで100万円が残る。
- 一括払い:翌月に口座のお金がなくなるので、利息が受け取れない
- ボーナス一括払い:半年後に口座のお金がなくなるので、その間の利息が受け取れる
支払日を先延ばしにするほど、受け取れる利息が大きくなるわけだ。
2.金利や手数料が無料!
ボーナス一括払いは支払日を半年延ばせるにもかかわらず、金利や手数料が一切かからない。
- 一括払い:金利・手数料無料、利用した分は翌月(翌々月)請求
- リボ払い・分割払い:金利・手数料有料、利用した分は分割して請求
- ボーナス一括払い:金利・手数料無料、利用した分は最大半年後に請求
一括払いやリボ払いと比べると、コストをかけずに支払日を遅らせられるメリットを得られる。
従って、クレジットカードの支払い方法の中でもボーナス一括払いが最も優れていると主張したい。
ボーナス一括払いの注意点
これまで紹介してきたように、ボーナス一括払いはコストをかけずに支払いを先延ばしにできるメリットがある。
しかし、注意点もあるので3つ紹介しよう。
1.リボ払い専用カードでは使えない
残念ながらリボ払い専用のクレジットカードでは、ボーナス一括払いが使えない。
例えボーナス一括払いで支払えたとしても、引き落とし時に強制的にリボ払いになってしまう。
また、リボ払い専用カード以外にも、ボーナス一括払いに対応していない場合があるので注意しよう。
2.ショッピング枠の限界に達しやすい
ボーナス一括払いだと利用した分の支払いが半年先になるので、ショッピング枠が埋まりやすい。
- 一括払い:支払日が毎月あるので、利用限度額に達しにくい
- ボーナス一括払い:支払日が年に2回しかないので、利用限度額に達しやすい
毎月10万円単位の利用でも、5ヶ月、6ヶ月となると大きな金額になってしまう。
自分があとどれだけ利用できるのかを常に把握しておく必要がある。
3.1年に数日だけ対応していない時期がある
ボーナス一括払いは、いつでも使えるわけではない。
JCBカードを例に挙げると、12/16~6/15までの支払が8/10に、7/16~11/15までの支払いが1/10に引き落とされる。
従って、6/16~7/15や、11/15~12/16までの間はボーナス一括払いが使えない。
また、加盟店によってボーナス一括払いの対応状況が異なったり、海外では使えなかったりと、通常の一括払いに比べると複雑だ。
まとめ:使える場面では積極的にボーナス一括払いを使うべし!
ボーナス一括払いなら、先に品物を手に入れつつ、出て行くお金を先延ばしにできる。
現金ではあり得ない、クレジットカードならではの最強の支払い方法だ。
ボーナス一括払いが使える場面では、積極的に使っていくと良いだろう。