公開年月日:2015年08月28日
クレジットカードで公共料金を節約するために覚えておきたい2つのポイント
公共料金(電気・ガス・水道・光熱費以外に携帯料金や税金等を総称)のほとんどはクレジットカードで払うとポイントが貯まるので積極的にカードを使おう。
クレジットカードを使って効果的に公共料金を節約するためのポイントを2つ紹介しよう。
このページの目次
ポイント1 クレジットカード払いできる公共料金はすべて自動引き落としにしよう
冒頭でも述べた通り、ほとんどの公共料金はクレジットカードで払うとポイントが貯まる。
しかし毎回払込票を持ってコンビニに行くのはめんどうなので、クレジットカード引き落としにすると良い。
これなら自動的に公共料金が引き落とされ、金額に応じてポイントも自動的に貯まっていく。
引き落とし先に登録するカードは、ポイントの使い道やポイントの貯まりやすさを考慮して選ぼう。
例えばANAカードなら貯まったポイントをANAマイルに交換できる。
マイルが一定額貯まればANAの特典航空券と交換して、空の旅を楽しめるだろう。
また、クレジットカードの還元率もチェックしよう。
還元率が高ければ高いほど多くのポイントが貯まるので、節約効果も大きくなる。
例えば5万円の請求があった場合、支払い手段によって節約できる額が以下のように異なる。
- 現金の場合:ポイントなし
- 還元率0.5%のカードの場合:250円相当のポイントが貯まる
- 還元率1%のカードの場合:500円相当のポイントが貯まる。年間なら6,000円相当の節約に!
これらの特徴を考慮したクレジットカードを公共料金の引き落とし先に指定しておけば、コストでしかなかった公共料金の支払いも少しだけ楽しみな存在になるだろう。
ポイント2 カード払いでポイントが貯まらないものはnanacoで払おう
一部地域の自動車税、住民税などはクレジットカード払いができなかったり、カード払いができたとしてもポイントが貯まらない。そんな時は電子マネーのnanacoを活用してもらいたい。
nanacoはセブンイレブンで使えるプリペイド式の電子マネーで、ほとんどの公共料金の支払いに対応している。
また、クレジットカードからnanacoにチャージすると、チャージ金額に応じてクレジットカードのポイントが貯まる。
つまりクレジットカードからnanacoにチャージして公共料金を払うことで、間接的にポイントを貯められるのだ。
nanacoへのチャージでポイントが貯まるカードは限りがあるので、その中でも特におすすめなカードを2枚ピックアップした。
詳しくは後ほど紹介するnanacoへのチャージでポイントが貯まるおすすめカードを見てほしい。
公共料金の引き落としで節約できるおすすめカード
ここまでに紹介した2つのポイントを考慮し、公共料金の支払いを節約できるカードを3枚ピックアップした。
「結局どのカードを選べば良いのかわからない!」という方は参考にしてほしい。
全ての公共料金が1%オフになる!P-one Wizカード
P-one Wizカードは公共料金の引き落としに最適なカードだ。
このカードで支払うと、一部を除いて常に1%引きの料金が請求される。
従って、公共料金の引き落としをこのカードに設定しておけば、常に1%引きで請求されるので、確実に節約できる。
また、値引きと同時に1,000円の支払いにつき1ポケット・ポイントが貯まるメリットもある。
ポケット・ポイントはTポイントや商品券と交換できる。
これだけ豊富なメリットがありながら、年会費が無料なのが嬉しい。
公共料金の節約で最もおすすめなクレジットカードだ。
通信料金の節約に最適!最大60%のキャッシュバックが魅力のNTTグループカード
NTTグループカードなら、NTT、docomo、ニフティ、BIGLOBEなどの通信料金の引き落とし先に設定することで、キャッシュバックが得られる。
キャッシュバック利率は対象の通信料金の月間引き落とし額に応じて変化する。
ただし、キャッシュバック額の上限は9,000円となるので注意が必要だ。
- 2~4万円未満:キャッシュバック率1.5%
- 4~6万円未満:キャッシュバック率3.0%
- 6~8万円未満:キャッシュバック率4.5%
- 8~10万円未満:キャッシュバック率6.0%
- (中略)
- 60万円以上:キャッシュバック率60.0%
対象のサービスに加入している場合は入会を検討しよう。
公共料金の引き落としでボーナスポイントが貯まる!アメックスカード
アメリカン・エキスプレス・カードは、公共料金の引き落とし先に指定するとボーナスポイントが貯まるキャンペーンが行われることがある。
キャンペーンを利用すれば多くのポイントの獲得を見込めるだろう。
ポイントの有効期限は3年だが、1度でも商品と交換するとその後は無期限になる。
貯めたポイントはANAやデルタのマイルと交換できる。
有効期限の長さとキャンペーンを利用し、長期プランでポイントを貯めて、一定数貯まったところでマイルと交換して旅行を楽しもう。
nanacoへのチャージでポイントが貯まるおすすめカード
続いてnanacoへのチャージでポイントが貯まるカードを2枚紹介しよう。
どちらも還元率が高く、nanacoチャージに最適なカードだ。
還元率2.0%の業界最高水準カード!リクルートカードプラス
リクルートカードプラスは還元率2.0%と、nanacoにチャージできるカードの中では最高の還元率を誇る。
むしろクレジットカード全体の中でも最上位の還元率なので、nanacoへのチャージだけでなく、公共料金の引き落とし用カードとして使っても問題ない。
例えば10万円の公共料金をこのカードで払えば、2,000円相当のポイントが貯まる。年間ではなんと2万4,000円に相当する。
しかし年会費が2,200円(税込)かかるデメリットがある。
年間のカード利用額が28万円未満だと損してしまうので、その場合はリクルートカードに申し込もう。
リクルートカードの還元率は1.2%だが、年会費が無料だ。
nanacoユーザーならまずどちらかのカードを検討してみよう。
還元率1.0%で年会費無料!人気抜群の楽天カード
大人気の楽天カードも、JCBブランドならnanacoへのチャージでポイントが貯まる。
100円の支払いで1楽天スーパーポイントが貯まるので、例えばnanacoに1万円をチャージすると100ポイントが貯まる。
貯まったポイントは楽天グループのサービス内で1ポイント=1円として使える。
公共料金の支払いを楽天カードに集約すると、一気に楽天スーパーポイントが貯まるだろう。