ANAカードの年会費が割引になる方法を紹介
更新年月日:2015年10月09日
VISA/MasterCardブランドのプラチナカードを除くANAカードなら、年会費が500円以上割引になる。そのためには「WEB明細の登録」と「マイ・ペイすリボの登録+利用」のどちらかの条件を満たす必要がある。条件を満たす方法について詳しく解説すると共に、各ANAカードの割引額をまとめたので紹介しよう。
このページの目次
ANAカードの年会費が割引になる2つの方法と適用される割引額
1.WEB明細サービスに登録する方法
VISA/MasterCardブランドのANAカードは、毎月のカード利用明細が紙で送られてくる。これを停止するのがWEB明細サービスだ。WEB明細サービスに申し込むには、三井住友VISAカードのVpassサービスに登録した後に会員専用サイトにアクセスするだけだ。
紙の明細を止めてもWEB上で明細を確認できるのでデメリットがなく、簡単に年会費が安くなるのでおすすめだ。ただし、過去1年間の内に6回以上の請求がある場合のみ割引になるので、2ヶ月に1回はカードを利用しよう。
WEB明細サービスの登録で年会費が割引になるのは以下の5枚のANAカードだ。カード毎の「元々の年会費」「割引後の年会費」「割引額」をまとめて紹介しよう。なお金額は全て税込で、登録した年の翌年の年会費から割引になる。
- ANAカード(一般) VISA/Master
- 本会員:2,200円→1,650円(割引額550円)
- 家族会員:割引できない
- ANA VISA Suicaカード
- 本会員:2,200円→1,650円(割引額550円)
- ANA ワイドカード VISA/Master
- 本会員:7,975円→7,425円(割引額550円)
- 家族会員:割引できない
- ANA ワイドゴールドカード VISA/Master
- 本会員:15,400→14,300円(割引額1,100円)
- 家族会員:割引対象外
2.マイ・ペイすリボへの登録+年1回以上の利用
※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更されます。
三井住友VISAカード会員公式サイトからマイ・ペイすリボサービスに登録し、年に1回以上カードを使うだけでも年会費が割引になる。つまり、「リボ払いを行えば年会費が割引になる」ものだ。
リボ払いだと手数料がかかってしまうデメリットがあるが、マイ・ペイすリボは月々の支払金額を自由に設定できる。従って、例えば月々の支払額を「200万円」と設定しておけば、よほどのことが無い限り毎月一括で返済でき、リボ払い手数料を払わずに割引になる。具体的に説明すると以下の通りだ。
- マイ・ペイすリボの支払いコースを5万円に設定した場合
- カードの請求金額が12万円
- 5万円を返済
- 7万円が未払い残高となり、次回の引き落とし時にリボ払い手数料(利息)がかかる
- マイ・ペイすリボの支払いコースを200万円に設定した場合
- カードの請求金額が12万円
- 12万円を返済
- 未払い残高がないので、次回の引き落とし時にリボ払い手数料(利息)がかからない
続いて、マイ・ペイすリボの登録+利用で年会費が割引になるANAカードと、「元々の年会費」「割引後の年会費」「割引額」をまとめたので紹介しよう。なお金額は全て税込で、利用したその年の年会費から割引になる。
- ANAカード(一般) VISA/Master
- 本会員:2,200円→1,127円(割引額1,073円)
- 家族会員:1,100円→522円(割引額578円)
- ANA VISA Suicaカード
- 本会員:2,200円→826円(割引額1,374円)
- ANA ワイドカード VISA/Master
- 本会員:7,975円→6,902円(割引額1,073円)
- 家族会員:1,650円→1,072円(割引額578円)
- ANA ワイドゴールドカード VISA/Master
- 本会員:15,400円→11,550円(割引額3,850円)
- 家族会員:4,400円→2,750円(割引額1,650円)
ANAワイドゴールドカードだけは2つの割引の合計額が適用される
「WEB明細登録」と「マイ・ペイすリボ登録」の両方を満たした場合は、ANAワイドゴールドカードVISA/MasterCardのみ累計した割引額が適用される。具体的な割引額は以下の通りだ。
- ANA ワイドゴールドカード VISA/Master
- 本会員:15,400円→10,450円(割引額4,950円)
- 家族会員:4,400円→2,750円(割引額1,650円)
その他のANAカードで両方の条件を満たした場合は「マイ・ペイすリボ登録+利用」での割引額だけが適用される。
年会費の割引額が高いおすすめANAカード
年会費が割引になるANAカードの中でも特におすすめなのは、年会費1,100円(税込)以下のANA VISA Suicaカードと、1万円以下で持てる唯一のゴールドANAカードのANAワイドゴールドカードVISA/MasterCardだ。
この2枚のカードについても詳しく紹介しよう。
年会費が最も安いANAカード!ANA VISA Suicaカードの魅力
ANA VISA Suicaカードはマイ・ペイすリボの登録+利用で年会費826円(税込)となり、年会費有料のANAカードの中で最も安い。
このカード最大の特徴はANAカードと交通系icカードのSuicaが合体し1枚になったもので、ANAカードとしてもSuicaとしても使える点だ。支払い方法もクレジット払いとSuica払いの2通りの方法がある。
クレジット払いでSuicaにチャージでき、チャージ金額1,000円につき10マイルが貯まる。オートチャージにも対応しているので、残高を気にする必要がなく、自動的にマイルが貯まっていく。
また、ANAカードなので毎年のカード継続時には1,000マイルのボーナスマイルが貯まる。年会費が826円(税込)であれば1,000マイル=1,000円と考えても毎年のボーナスマイルだけでお釣りがくる。
年会費が気になるユーザーには最もおすすめなANAカードだ。
要注目!ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterは最大4,500円の割引になる!
全ANAカードの中で最も割引額が高く、要注目なのがANAワイドゴールドカードVISA/MasterCardだ。
通常は年会費15,400円(税込)のところ、WEB明細とマイ・ペイすリボの登録+利用で10,450円(税込)となる。ゴールドクラスのANAカードの中ではもちろん最安値だ。
また、ゴールドカードなので入会時と毎年のカード継続時には2,000マイルが貯まる。搭乗ボーナスマイルも一般カードの2.5倍で、10マイル移行手数料も無料だ。
マイル以外の特典も厚く、補償額の高い海外・国内旅行保険、優先チェックイン、国内主要空港ラウンジの無料利用などの特典が使える。
費用対効果が最も高く、コストパフォーマンスの高さを実感できるカードだろう。ワンランク上のANAカードを求めるならこのカードがおすすめだ。
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