デュアル発行できるゴールドカード
更新年月日:2013年08月21日

ゴールドカードを作る時、悩むのがクレジット会社の国際ブランドだ。Visa、Mastercard®、JCB、アメックスなど、どれか1つに絞るのが難しいという人もいるだろう。そんな人におすすめなのが、ゴールドカードを2枚持ちする「デュアル発行」。国際ブランドを2種類持つことでお得度がアップするので、見逃せない方法だ。
「デュアル発行」はステータスと利便性のいいとこ取り
年会費が高いのに、ゴールドカードを2枚持ちするなんて、何だか負担が大きくなりそう…と感じる人も多いかもしれない。
しかし、国際ブランドの2種類が持てる「デュアル発行」を勧めているカード会社では、様々な割引や利便性を高めているので、かえって得をすることもある。また、「デュアル発行」をすることで、ステータスと利便性が同時に手に入るというメリットも。
もし、国際ブランドで悩んでいるなら、「デュアル発行」も検討の余地は十分にあることを、ぜひ知っておいてほしい。
異なるブランドの2枚持ちポイントの取り逃しナシ
海外でよくクレジットカードを利用している人なら感じるように、「Visaは使えてもMastercard®が使えない」というお店が結構ある。当然、その逆もよくあること。
そんな時、どちらか一方の国際ブランドのクレジットカードしか持ち合わせていなければ、現金などで支払う以外に方法はない。
しかし、ゴールドカードの「デュアル発行」をしておけば、どちらのブランドでもスムーズに支払いができるようになるため、ポイントの取り逃しもなくなり、一気に利便性が高くなる。
ステータスと利便性の両方を同時にゲット
よくある悩みとして、「ステータスのためにアメックスを持ってみたいけれど、使い勝手を考えるとVisaの方が良いし…」という場合。
一般のカードなら、アメックスと別の国際ブランドのカードは、別々の発行になるため年会費もその都度発生する。
「アメックスも他の国際ブランドも持ちたい!」というユーザーの希望をかなえてくれるのが「デュアル発行」ができるゴールドカードだ。これなら、ここぞという時にアメックスも提示できるし、特定の国際ブランドだけ取り扱っているという店舗でも気兼ねなくカードを利用することができる。
もちろん、どちらのブランドの限定サービスも利用できるので、「デュアル発行」によって2倍以上のお得感を享受できるかもしれない。
年会費を割引してくれるサービスも
ゴールドカードを2枚持つということは、年会費も2倍になるのでは?という不安は拭えない。
ゴールドカードの「デュアル発行」を推奨しているカード会社では、年会費が割引になるサービスを実施している。中には、2枚目のゴールドカードの年会費が実質無料になってしまうものもあるので、しっかりチェックしておきたい。
別のカード会社のものを発行すると、ポイントは別々になってしまうが、「デュアル発行」で同じカード会社のゴールドカードを発行しておけば、年会費も割り引かれ、ポイントも自動的に合算されるので使い勝手がよくなる。

おすすめ 三井住友カード ゴールド
「三井住友カード ゴールド」は、その名の通りVisaがメインのゴールドカードだが、Mastercard®ブランドも併せて2枚目として発行することができる。さらに、「WEB明細書」と「マイペイす・リボ」を選択すれば、2枚目の年会費が実質無料になるサービスも。これを利用しない手は無い!
ゴールドカード《セゾン》
セゾンのゴールドカードが打ち出す、独自のシステム「ツインゴールド」では、通常のVisa、Mastercard®、JCBの国際ブランドのいずれかと、アメックスのカードを2,100円の追加料金で発行できる。使いやすい国際ブランドを持ちながら、ステータスとサービスの充実したアメックスで最強のゴールドカードホルダーとなるだろう。