ゴールドカードで損をしない3つの選び方
更新年月日:2013年08月16日
せっかくゴールドカードを持つなら、やみくもに手当たり次第探すよりも、自分のライフスタイルに合わせた一枚を見つけたい。誤った選択をしてしまうと、年会費ばかりが高くつき、貯まったポイントも全く利用できないという事態にもなりかねない。損をしないゴールドカードの選び方を知り、これからの生活にプラスになれる一枚を見つけ出してほしい。
この3つをクリアすればゴールドカードも怖くない!
1.年会費、ポイントの還元率、年間利用額を比較する
まず、年会費がある程度かかっても、ポイントの還元率と年間の利用額がそこそこあれば、十分に持つ価値のあるゴールドカードとなる。
例えば、年会費が11,000円(税込)かかるゴールドカードで、1.0%のポイント還元のある場合を考えてみよう。
現在、毎月の日本人のクレジットカード利用額は、約5万円と言われている。年間利用額にすれば、約60万円はカードを利用しているということになるが、ポイントは約6,000円の還元が受けられるということになる。これで、年会費の半分はポイントで還元できるということだ。
現在、自分がクレジットカードで利用している金額を割り出し、毎月確実に支払っている金額が分かれば、どれだけポイントを還元できるかを事前に計算してみることができるだろう。
もしも、どうしてもステータスのみの理由で年会費の高いゴールドカードを持ちたい場合は、年会費が無料でポイントの還元率が高いカードをもう1枚用意して使い分けをすれば、少しでもお得に利用できるはずだ。
年会費無料&格安、年会費有料でもポイント還元率の高いゴールドカードは以下のページで詳しく紹介しているので参考にしてほしい。
2.貯まったマイルやポイントの使い道があるものを
さて、クレジットカードでマイルやポイントが稼げるということは当たり前となっているが、貯まった後で「使い道」がしっかりあるかどうかをチェックしておく必要があるだろう。
いくらマイルを貯めたところで、飛行機は全く利用しない人にとってはムダになってしまうだけである。また、たくさん貯めたポイントで商品に交換しようと思ったところ、交換したい商品がなかったら、かなりガッカリしてしまうだろう。
例えば、楽天グループでのネットショッピングをよくする人なら楽天プレミアムカードが断然お得。楽天でショッピングをすればするほど、いつの間にかポイントが貯まって、ポイントだけでショッピングをすることも可能になる。
また、東急ハンズや109、PASMOを頻繁に利用する人なら、東急グループが発行するTOPカードがかなり使える。貯まったTOKYUポイントはPASMOのオートチャージに利用できる他、東急グループの店舗でも利用できるため、ショッピングや交通費としてムダなく使えて便利だ。
もし、どのクレジットカードにしようか悩んでいるなら、まずは自分がよく利用しているものは何かをメモなどに書き出してみると、何にポイントが使えれば便利でお得か見えてくるだろう。使いたいポイントを貯められる、あるいは交換できるカードを探して行けば、意外と簡単に見つけられるかもしれない。
3.生活に寄り添った使える優待サービスを選ぼう
ゴールドカードの魅力として大きなチェックポイントとなる「優待サービス」。
しかし、この優待サービスの内容を適当に考えてカードの種類を選んでしまうと、何年もカードを使っているのに、優待サービスは全く利用したことがない、というもったいない事態になることもある。
これからゴールドカードを選ぶ、あるいは切り替える人は、ぜひ優待サービスが自分の生活に寄り添った「使える」優待サービスかどうかを考えてみてほしい。
いくら空港ラウンジのサービスが充実していると宣伝されているゴールドカードがあっても、もし、飛行機を5年に1度しか使わないというような生活を送っている人であれば、正直言って、他のサービスが充実しているものを選んだ方がお得。
また、ポイントの還元率ばかりにこだわって、付帯されているサービスには目もくれないという人も、ポイントに代わる割引や特典が金額的に大きなものならば、かえって損をしてしまう可能性もある。
他にも、ゴルフが好きでよく利用する人なら、ゴルフ場の優待サービスやゴルフグッズの割引などは助かるし、国内旅行が好きな人は全国各地のホテルやレジャー施設に優待制度が網羅されているカードを選んだ方が使えるだろう。
自分の趣味や生活に寄り添うサービスを選ぶことで、ゴールドカードの利用価値が高まり、利用頻度も増え、次のプラチナやブラックカードへの近道ともなるだろう。
特典が充実していたり、ステータスの高いカードは以下のページで詳しく紹介しているので参考にしてほしい。