公開年月日:2015年08月24日
初めてでも簡単!クレジットカードの作り方と5枚のおすすめカードまとめ
クレジットカードを初めて作る方のために、クレジットカードの作り方について解説しよう。
作り方とは言っても、カード会社に申し込むだけなので難しくはない。事前知識があれば、申し込むだけで特典を受けられたり、審査に落ちにくくなる。
これからクレジットカードを申し込む予定ならば、この記事を読んで事前知識を蓄えておき、最善の方法で申し込もう。
また、記事の最後にはクレジットカードの達人おすすめの、初めてにふさわしいカードも紹介する。
このページの目次
クレジットカードはネット申し込みがおすすめ!
まずはカード会社に申し込もう。
申し込み方法は「ネット」「店頭」「郵送」の3通りがあるが、24時間自分の好きなタイミングで申し込めるネット申し込みがおすすめだ。
ネット申込みは手続きの大半がウェブ上で完結し、書類を送付する必要もなく手間が省ける。ネット申し込み限定キャンペーンが頻繁に行われているのも魅力だ。
クレジットカードの申し込みに必要なもの
ネット申し込みの場合は、ウェブサイトの表示に従って項目を埋めていくだけなので書類は必要ない。
ただし、ごく一部のカード会社では、カードの種類や目的によって、書類の送付を依頼される場合があるので参考にしてほしい。
主な必要書類は以下の通り。
- 身分証明書のコピー(運転免許証、パスポート、住民票の写し、健康保険証など)
- 銀行口座や銀行印(記入用紙はpdfのダウンロードか郵送で手に入れる)
- 保護者の同意書(未成年)
- 学生証のコピー(学生向けカードへの申込時)
- 収入証明書類(主にキャッシング利用者が対象)
- 事業内容確認書(個人事業主)
申込み後、カードが届くまでの流れ
申込み後、手元にカードが届くまでの流れは以下の通りだ。
- 申込時の情報を元にカード会社が審査を開始
- 審査に通れば発行準備に、審査に落ちれば連絡がくる
- カード到着
申込みから到着までは、早ければ即日、遅いと1ヶ月以上かかる場合がある。早くカードを手に入れたい場合は、即日発行可能なカードに申し込もう。
では続いて1.2.3.の各項目について詳しく見て行こう。
1.カード会社にて審査開始
申込みが終わると、カード会社は送られてきた情報を元に審査に入る。
一般的な会社員であれば、そこまで審査を気にする必要はないだろう。ただし、多額の借金を抱えていたり、安定した収入のないフリーターであれば審査に悪影響を及ぼす場合がある。審査に自信がない場合は、審査に通りやすいカードに申し込もう。
また、審査の中で覚えておきたいのが「在籍確認」だ。カード会社は、申請者の勤務先が正しいかどうかを確認するため、勤務先に電話をかけてくる場合がある。
在籍しているかの確認ができればOKなので、必ずしも自分が電話に出る必要はない。自分で電話に出た場合も、特に複雑なことを聞かれるわけではないので安心しよう。
2.審査に通れば発行準備に、審査に落ちれば連絡がくる
審査を通過すれば、特に連絡もなく発行手続きに入る。
一方審査に落ちた場合は、カード会社からメールか書面での連絡がある。審査に落ちたことだけが通知されるので、理由を知ることはできない。
3.カードの受け取りには本人確認書類が必要
問題なく審査を通過すると、申請した住所にカードが送られてくる。受け取り時には免許証などの本人確認書類を用意しよう。
カードを受け取ればその時点から利用開始できる。
クレジットカード初心者におすすめのカード・ベスト3
申し込み手順がわかったところで、実際にどのクレジットカードに申し込むかを決めよう。
初心者であれば、大手のクレジットカードが適しているだろう。
大手であれば困ったときの対応も万全だし、知名度が高いので人前で使っても恥ずかしくない。カードの利用で貯まるポイントは用途の幅が広く、豪華賞品や提携ポイント、マイルと交換できる点も魅力だ。
また、カードを利用するだけでなく、持っているだけでサービスを受けられるメリットもある。
今回初心者におすすめするのは以下の3枚だ。
1枚ずつおすすめポイントを紹介していこう。
知名度抜群!三井住友カード
日本最大手の三井住友カードの定番カード。
月間のカード利用額200円につき1ポイントが貯まる。一定数貯まると全国50万店以上で使えるVJAギフトカードや、提携ポイント、ANAマイル、豪華景品と交換できる。
カードと同時に電子マネーiD・WAON・PiTaPaも発行できる。コンビニなどカード払いがためらわれる場所でも、電子マネーを使えばキャッシュレスで買い物できる。
発行後、カード裏面に顔写真を入れられるのでセキュリティ対策も万全だ。
年会費は1,375円(税込)がかかるが、リボ払い登録と年1回以上のリボ払い手数料支払いで無料になる。
JCBブランドのスタンダード!JCB一般カード
日本が世界に誇るJCBブランドの一般カード。
JCB一般カードのメリットは、ポイントの貯まりやすさだ。
通常は月間のカード利用額1,000円につき1ポイントが貯まる仕組みだが、セブンイレブン、スターバックス、Amazon、Appleオンラインストアなどで使うと2倍以上のポイントが貯まる。
申込時にQUICPay一体型カードを申請すると、1枚のカードでクレジットカードとしてもQUICPayとしても使える。
年会費は2年目以降から1,375円(税込)がかかるが、「MyJチェック」に登録して、年間50万円以上カードを利用すると無料になる。
大手の安心感を得るだけでなく、ポイントの貯まりやすさも求めるならJCB一般カードが良いだろう。
手厚いサービスとステータスの高さに注目!アメリカン・エキスプレス・カード
人前で使うと一目置かれそうなのが、アメックスブランドのカード。
年会費は13,200円(税込)と、他ブランドのゴールドカード並だが、その分手厚いサービスを受けられる。
まずは保険の充実っぷりを紹介しよう。海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険はもちろん、他にもリターン・プロテクションというものがある。
これはアメックスカードで購入した商品を返品する際、購入店が受取拒否した場合に、アメックスが代わりに全額払い戻してくれる制度だ。
また、海外旅行時に役立つサービスが充実しているのも強みだ。
国内外600ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに年会費無料で入会できたり、チェックインカウンターまで無料で荷物を運んでくれたりと、カード1枚で空の旅がグッと快適になるだろう。
ステータスが高いゆえに他のカードに比べると審査が厳しい傾向にあるが、手に入れられればワンランク上のカードライフを楽しめるだろう。
20代におすすめ!人生最初のカードにピッタリな2枚
近年ではネット通販の一般化やスマートフォンアプリの購入などで、学生や未成年でもクレジットカードが必要になるようだ。
クレジットカードの中には、そんな若年層向けに作られたものがある。一般カードに比べると付帯サービスは乏しくなるが、その分年会費やポイント制度が優遇されている。
数年後には自動的に一般カードに切り替わるので、若者が持つはじめの1枚として最適だ。
年会費無料!黒一色デザインがかっこいい!JCB CARD EXTAGE(エクステージ)
29歳以下なら誰でも申し込めるJCBカード。
カード券面は一般カードとガラッと代わり、ブラック一色で見栄えが良いのが特徴だ。
年会費は条件なしで無料なので、ノーリスクでカードを持てる。
ポイントはカード利用1,000円につき1.5ポイントが貯まる。入会後3ヶ月間は一般カードの5倍の5ポイントだ。もちろん優待店で使えばポイント2倍、3倍となる。
入会から5年後にはJCB一般カードに自動的に切り替わる。貯めたポイントは引き継がれる。三井住友カード