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公開年月日:2017年01月31日

Apple Payが使える法人カード・ビジネスカード(2017年1月24日時点)

2016年10月、ついに日本でもサービスインした「iPhone向けのおサイフケータイサービス」のApple Pay(アップルペイ)。

開始から早3か月、iPhoneやApple Watchをレジや改札でかざす姿をチラホラ見かけるように。

周知の通り、原則としてApple Payを使用するためにはiPhoneにクレジットカードを登録しなければならない。

Apple Payに対応しているクレジットカードは限られており、ライフカードやダイナースなど、知名度が高くても使えないクレジットカードはたくさんある。

次に掲載しているロゴは、Apple Payに対応しているカード発行会社の代表例だが、これらのカード会社が発行するクレジットカードのすべてが対応しているわけではない。中でも法人向けカードはApple Payに対応していないものがほとんどだ

Apple Pay対応のカードブランド一覧

対応しているカード発行会社の一覧はApple公式サイトの「Apple Pay に対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行会社」 を参照。

また、公式サイトでApple Pay対応の法人カードを調べようにも、ほとんどのサイトにおいては対応状況が詳しく掲載されていない。そこで、クレジットカードの達人がApple Payに対応している法人カードを独自ルートで徹底調査。法人カードをApple Payに登録したい人は参考にしてほしい。

法人カードのApple Pay対応状況一覧(主要カード会社限定・2017年1月24日時点)

対応電子マネー カード会社 法人向けカードの対応状況
iD イオンクレジット × 全券種登録不可
ソフトバンク (法人向けカードの発行なし)
NTTドコモ (法人向けカードの発行なし)
三井住友カード × 全券種登録不可
QUICPay KDDI (法人向けカードの発行なし)
オリコ 〇 登録OK
クレディセゾン 〇 セゾンブランド登録OK
× UCブランド登録不可
ジェーシービー × 全券種登録不可
トヨタファイナンス × 全券種登録不可
ビューカード × 全券種登録不可
三菱UFJニコス × 全券種登録不可
楽天カード 〇 登録OK

【厳選】法人も個人事業主も入会できる、Apple Pay対応のおすすめ法人カード

調査の結果、Apple Pay対応の法人カードはわずかであることが判明。

その中でクレ達がおすすめしたい法人カードは次の4枚。この4枚以外の法人カードは、ポイントが貯まらなかったり還元率が悪かったり、一般的にメリットが低いと判断したためここでは取り上げない。紹介する4枚は比較的スペックが高くて人気のあるカードばかりだ。

今後Apple Pay対応のカードが増えることが予想されるので、しばらく待つのも作戦のうちではあるが、今のところ選択肢はこの4枚と考えてよいだろう。

おすすめのApple Pay対応の法人向けカード
カード名 対応
電子マネー
初年度年会費 次年度以降年会費 引き落とし
口座
セゾンプラチナ・ビジネス
アメリカン・エキスプレス
カード
QUICPay 22,200円 22,200円※1 個人名義
/法人名義
楽天ビジネスカード QUICPay 13,200円※2 13,200円※2 個人名義
/法人名義
オリコエグゼクティブ
ゴールドフォービズ エス
QUICPay 無料 2,200円 個人名義
オリコエグゼクティブ
ゴールドフォービズ エム
QUICPay 無料 2,200円 法人名義

※1 年間カード利用額が200万円以上の場合、次年度の年会費を10,000円に優遇。
※2 楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードの年会費の合計。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード クレディセゾンが発行しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはApple Pay(Wallet)に登録するとQUICPayに割り当てられるため、QUICPay加盟店での利用が可能。さらに、WalletやSuicaアプリからSuicaへのチャージも可能だ。

QUICPayとしての利用やSuicaチャージの金額に応じて、クレディセゾンのポイントプログラムの永久不滅ポイントが加算され、貯めたポイントはギフトカードやJALマイルと交換できる。

このカードの魅力はおもに2つある。

1つ目は、Apple Payに登録できる法人カードの中で唯一のプラチナカードであること。電話一本で国内外のホテルやレストラン、航空券を手配してくれるコンシェルジュデスクを利用できたり、世界中の800か所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できたりと、ビジネスに役立つ特典がたくさん搭載されおり、Apple Pay以外の用途でも活用の幅が広い。

2つ目は、Apple Payに登録できるすべてのカードの中で最もJALマイルを貯めやすいこと。Apple Payの利用と通常のカードショッピング利用のいずれにおいても利用額1,000円につき11.25マイル相当のポイントが貯まる。このレートは、すべてのクレジットカードの中でトップクラスだ。

プラチナサービスとJALマイルに関心のあるビジネスマンにおすすめしたいカードだ。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード 楽天プレミアムカード 楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)の追加カードとして発行できるもので単体で申込みができない。

言い換えると、すでに楽天プレミアムカードを持っていれば通常審査なしで発行できるメリットがある。

まだ楽天プレミアムカードを持っていなければ、楽天プレミアムカードに新規入会しそのタイミングで楽天ビジネスカードが発行される。

このカードの魅力はおもに2つ。

1つ目は、Apple Payの使い分けができること。どちらのカードもApple Payへの登録が可能で、楽天プレミアムカードは個人名義口座、楽天ビジネスカードは法人名義口座(個人事業主の場合は個人名義口座可)を引き落とし口座に設定できる。用途に応じて口座を分けてApple Payを使いたい人にはメリットが大きい。

2つ目は、低コストで世界中の空港ラウンジが利用できること。楽天プレミアムカードの特典として、世界中の1,200箇所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できるサービスが付いている。年会費13,200円は、プライオリティ・パス特典のついたクレジットカードの中は最安値だ。Apple Payとあわせてプライオリティ・パスがほしいビジネスマンにもおすすめしたい。

ポイントプログラムについては、Apple Payおよびクレジットカードの利用額の1%相当の楽天スーパーポイントが貯まるので、楽天グループを利用している人は使い道に困ることはない。無難なカードと言えるだろう。

オリコエグゼクティブゴールドフォービズ

オリコエグゼクティブゴールドフォービズ オリコカードが発行しているオリコエグゼクティブゴールドフォービズは、Apple Pay(Wallet)に登録するとQUICPayに割り当てられて、全国のQUICPay加盟店で利用できる。

個人事業主向けのオリコエグゼクティブゴールドフォービズ エスと法人向けのオリコエグゼクティブゴールドフォービズ エムの2種類があり、引き落とし口座を「エス」なら個人名義口座、「エム」なら法人名義口座に設定できる。また、法人向けの「エム」なら従業員向けの追加カードを最大3枚発行できるので、従業員のApple Pay利用が可能だ。

これらのカードの魅力はコストが低くてポイント還元率が高いこと。

コストにおいては、初年度年会費無料、次年度以降も2,200円、法人カードの中ではトップクラスに安い年会費だ。(年会費無料の法人カードはほとんどない)

気になるポイント還元率は通常時で0.6%、平均値といわれる0.5%を超えるスペックを備えている。さらに年間カード利用額が200万円以上なら翌年度のポイント加算率が2.2倍、ポイント還元率は1.1%に跳ね上がり、法人カードの中でもトップクラスの還元率になる。

抵コストにもかかわらず高スペックなことから人気が高い。「極力コストをかけたくないけどポイントはしっかり貯めたい」そんなApple Payユーザーにおすすめしたいカードだ。

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