ANAマイルが貯まる法人向けカードを徹底調査&比較
更新年月日:2017年04月01日
仕事で国内の飛行機移動が多いという人は、国内線の数と幅広いルートに定評のあるANA(全日空)を選んでいる人も多いだろう。ANAの法人カードはいくつか発行されているが、条件を知らずに入会すると、まったくマイルが貯まらないことも…。このページを読んで、確実に間違いなくANAマイルを稼げる法人カードをチェックしよう。
ANAマイルが貯まるおすすめ法人カードランキング
賢い法人ANAマイラーになるには!?
普段は一般向けのANAカードでサクサクとマイルを稼いでいる人でも、法人カードは利用条件が違うので同じようにANAマイルを稼ぐのは難しい。
しかしきちんと利用条件を理解してカード選びをすればANAマイルを稼ぐことはできる。
また、せっかく貯めたANAマイルも、うまく利用できなければ意味がない。カードを選ぶ前に、その稼ぎ方と使い方のポイントを押さえておこう!
注意!ショッピングでマイルを貯められるカード
ANAマイルを稼ごうと思っている人の中には、フライトによるマイルの加算ではなく、日常の経費の支払いによって生じるポイントを直接マイルに交換するために貯めようと考えている人も多いだろう。
しかし、残念ながら、ANAの法人カードで直接ポイントをマイルに交換できるものはJCBのANA法人カードとアメックスビジネスカード、ダイナースカードなどごく一部のカードに限られてしまう。ANAマイルが貯まる法人カードはかなり少ないのが現状だ。
そのため、ANA法人カードならどれでもマイルを稼げるだろうと、条件を確認せずに選んでしまうと、陸マイラーにとっては使えないカードとなってしまう恐れがある。
フライトでのみANAマイルを稼ぐ場合には、ANAカードの法人用で問題ないが毎月の経費の支払いでマイルを稼ぐならアメックス、JCB、ダイナースを選ぼう。
ANA SKYコインで無駄なくマイルを利用しよう
ANAマイルが貯まったら、ほとんどの場合は航空券に引き換えたり、座席をグレードアップしたりして、お得にフライトを楽しむのが一般的な方法だ。中には、宿泊施設で使えるクーポンに引き換える人もいるだろう。
しかし、時には半端な数のマイルが残ってしまったり、目標のマイル数に到達できないこともある。これらを次の機会に持ち越せれば良いが、有効期限が過ぎてしまうことも少なくない。
そんな時に便利なのが、ANAで10コイン=10円相当で利用できる「ANA SKYコイン」だ。3,000マイル=3,000コインから交換することができ、航空券の支払いはもちろんのこと、燃油サーチャージの支払いにも利用できて、大変便利。
マイルから、さらに利用途が増えるため、貯めるのも楽しみの幅が広がるだろう。
ANAマイラー必携の使える法人カードはコレ!
抜群の機能・サービスを備えたアメックスビジネスカードがおすすめ
最もおすすめしたいのはアメックスの法人向けカード。
マイルの交換レート云々の前に、アメックスは利用限度額が柔軟可能。高額利用の前に電話一本で与信枠を引き上げてくれたり、事前入金すれば入金分だけ利用限度額を無限に引き上げてくれるデポジット制を採用している。一般的に個人向けカードよりも法人カードの方が月々の利用額は多くなる傾向があるためたくさんカードを利用する会社ならアメックスが最も良い選択肢となるだろう 。
ここからはANAマイルが貯まる話。アメックスビジネスは高レートでANAマイルが貯まる。100円のカード利用で1ポイントが貯まり、貯めたポイントはANAマイルに最大で1ポイント=1マイルのレートで交換できる。ANAカードと同率の100円で1マイルでマイルが貯まるのだ 。
また、貯めたポイントは有効期限が実質無期限 なので、好きなタイミングでANAマイルに交換できるので、利用タイミングを気にせずカードを使える点は、ANAカードよりも優れている。
さらに、ANAマイル以外にも14社の航空会社のマイレージ と交換できるのも魅力。「ANAマイレージと交換する」と決めていても、いざ使う時はANAが使えない行先や日程になることも。このようなケースでもたくさんのマイルに交換できるアメックスを推薦したい。
国内の空港ラウンジを利用したり、付帯保険や特典を充実させたいなら年会費31,000円のビジネスゴールドを選択するのもアリだ。
一番手軽にマイルが貯められるJCBの法人向けANAカード
手軽にANAマイルだけを貯めたいならANA法人カード(JCB)が良いだろう。
ショッピングで貯まるOkiDokiポイントは好きなタイミングでANAマイルに交換可能。レートは10ポイント1,000マイル、100円あたり1マイルの高レートだ。
特典・サービスを重視するならダイナースカードがおすすめ
レストランやホテル、空港で様々な特典を受けたいならANAカード法人用のダイナースあるいはダイナースクラブビジネスカードのどちらかがおすすめ。
ステータスも最高峰であることは当然だが、レストランや各国の空港でダイナース独自のレベルの高いサービスを受けられる。
また、ANAカード法人用のダイナースはカード継続時やフライト毎にボーナスマイルも加算。特に、ビジネスで海外への渡航が多い場合には、頼れる味方になるだろう。
年会費は高額であるが年間の利用額が見込めるなら、会費以上にマイルが稼げるだろう。
No1 アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
サービスや対応の良さは抜群。利用額の多い法人にも柔軟に対応してくれる。ANA以外のマイルにも交換できるのでANAをメインにしつつ利用シーンに合わせて交換先を決めたい人におすすめ。
No2 ANAカード法人用(一般・JCB)
初年度年会費無料で、翌年度も安めの2,475円(税込)なので、ANAマイル初心者でも安心して始めることができる。ショッピング利用額の1,000円につき10マイルに交換できる。コストパフォーマンス最強のANAカードだ。