ガソリン代がお得な法人カードを徹底調査&比較
更新年月日:2014年07月04日
移動や営業、配達などでクルマをメインに仕事で利用しているなら、高騰し続けるガソリン代に頭を抱えているオーナーも多いことだろう。少しでもガソリン代の経費を削減するには、法人向けのクレジットカードを利用して特典や割引を使うのは、今や必須の節約方法。このページでは、確実にお得にコストを抑える方法を伝授しよう。
料金の高騰に!ガソリンカードは今や必携
とどまることを知らないガソリン料金の高騰に、頭を悩ませている経営者は多い。そんな中で、何とかクルマに関わる経費を落とすには、「ガソリンカード」と呼ばれる主にカーユーザー向けの各カード会社が発行しているクレジットカードが、今や必須のアイテムだ。
法人向けのガソリンカードは、ガソリンの料金が割引できる意外にも、キャッシュバックやハウスカードの発行など、諸経費で得する特典が満載である上、ビジネス上利用しやすい条件が揃っている。
様々な法人向けガソリンカードの中から、事業に最も最適な1枚を選ぶため、いくつかのポイントをチェックしておこう。
ガソリンカードの賢い選び方とは?
ガソリンカードは多くの種類があるため、いざ入会しようと思っても悩んでしまうが、以下のポイントを押さえれば大丈夫。
まず、いつも利用しているガソリンスタンドが決まっているのであれば、迷わずそのスタンドあるいは元売会社が発行しているカードを持つようにしよう。ガソリンを入れる度に違うスタンドを探して給油すると、効率が悪くなり、ポイントも貯まりにくくなる。給油スタンドを固定し、そのカードを作るというのが鉄則だ。
また、とにかく毎月のガソリン代が高いのでコストを抑えたいという場合は、キャッシュバック額や割引率の高いものを選ぶと良いだろう。当然ながら、自分がムリなく利用できる範囲にガソリンスタンドがあることが条件であり、給油代が安くなるからと言って遠くのスタンドまで足を運ぶことのないよう注意しよう。
さらに、各従業員や各社用車にガソリンカードを割り当てたいが、従業員のカードには利用制限をかけたいという場合にも、各カードで利用範囲を限定できるものがあるため、給油代の管理の方法から選ぶのも良いだろう。
ガソリン代だけじゃない!経費削減に役立つ特典
ガソリン代が割引あるいは利用額のいくらかがキャッシュバックされるだけでも、経費削減にはありがたいが、ガソリンカードにはガソリン代以外にも様々な特典が用意されている。
例えば、電車や飛行機代などの交通費がキャッシュバックされたり、各種ビジネスサービスの利用ができたり、レストランやレジャー施設などの割引、ETCカードの複数枚発行などなど…。
ガソリン代以外の特典でも経費削減につなげ、業務をスムーズにすることができるだろう。
仕事でクルマを使うなら必携!元売系法人カード
1Lあたり最大7円引き!シナジーJCB法人カード
全国のエッソ、モービル、ゼネラルで利用できる「シナジーJCB法人カード」は、ガソリン代を含む毎月の利用額が7万円以上であれば、給油額から1Lあたり7円引きとなるお得なカードだ。
年会費も初年度は無料の上、翌年度からも2,200円(税込)、追加カードも同額で利用可能で気軽に導入できる。
また、JCBオリジナルのビジネスサービスが利用できて、給油以外でも経費節約の効果が上げられるだろう。
クルマも電車も飛行機も!交通費に強いシェルビジネスカード
クルマに限らず、電車や飛行機などでとにかく移動が多く、出張先でも宿泊することがあるという場合に、強い味方となってくれるのが昭和シェル石油の「シェルビジネスカード」だ。
交通費や宿泊費などの対象となるものの年間利用額に応じてキャッシュバック率が増える仕組み。年間の利用額が100万円を超えると、3.0%のキャッシュバックを受けられ、年間最大18万円ものお金が戻って来る。
どうしても利用しなければいけない交通費でキャッシュバックを狙えるのだから、コスト削減の近道となることは間違いないだろう。
便利なハウスカードが作れるコスモコーポレートカード
社用車を使用する従業員が多く、シンプルなカードを各自に持たせたいという場合に便利なのが、コスモ石油の「コスモコーポレートカード」だろう。
クレジットの利用をコスモ石油のガソリンスタンドでのみに限定した「ハウスカード」を追加発行すれば、安心して管理できる。
また、JCBオリジナルのビジネスサービスの他、「OkiDokiポイント」を貯めてギフト券や多彩なアイテムにも交換が可能。近くにコスモ石油があるなら、持っておいて損はない。
利用範囲を制限できる三井ビジネスパスJCBカード
「三井ビジネスパスJCBカード」は、三井石油ユーザーなら必ず持っておきたい。
JCBの法人カードの基本的な機能を押さえ、年会費も1,375円(税込)と安めの設定でありながら、毎月最大15,000円のキャッシュバックが狙える。
キャッシュバック対象外となるが、利用範囲を三井石油に限定できるビジネスパスSSカードを無料で追加発行できるので、従業員の多い事業でシンプルな管理をするには最適だ。
おすすめ シナジーJCB法人カード(一般カード)
毎月の利用額に応じてガソリン代の値引額が変わるので、使えば使うほどお得なカード。年会費も手頃でありながら、JCBのお得なビジネスサービスも利用できて、かなりおすすめ。
おすすめ シェルビジネスカード(一般カード)
毎月の利用額に応じて年間最大18万円のキャッシュバックが狙え、昭和シェルSS利用分は利用額が2倍で計算してもらえるので大変お得。さらに、JCBの基本的なビジネスサービスも使える優秀なカードだ。
おすすめ コスモコーポレートカード(一般カード)
キャッシュバックや割引機能はないが、年会費が安く、従業員向けに利用範囲を制限した「ハウスカード」を追加発行ができるので、管理しやすい。貯まったポイントでギフト券やアイテムの交換ができて、異なる用途で経費削減が狙える。