ETC利用でお得な法人カードを徹底調査&比較
更新年月日:2014年07月04日
仕事上、高速道路を頻繁に利用する事業の場合、経費削減のために「ETC」を利用することは、もはや常識である。改めて、ETCカード利用のメリットを抑えながら、これから法人カードにETCカードの導入を検討している人も、既にETCカードを使っている人も、ETC利用に上乗せしてお得に賢く経費削減ができるカードを紹介しよう。
ETC利用でお得な法人カードランキング
ETCカードを確実に使いこなすには?
高速道路利用者にとって、「ETCカード」を導入することで大きなメリットが得られることは、既に一般に知られている通り。
では、法人でETCカードを利用することで得られるメリットには、どのようなものがあるのか?今一度おさらいしてみよう。
ETCカード利用のメリットをおさらい
まず、大きなメリットは、早朝、深夜、平日昼など、業務の上でよく利用している時間帯が合えば、高速料金が30〜50%の割引を受けることができるということ。
また、料金所を通過する際には止まる必要がないため、料金所の渋滞を回避し、スムーズに通過することができるため、時間短縮になる。
さらに、複数の従業員がそれぞれでクルマを使用する場合には、高速の利用状況を一元化でき、経理の管理も楽になる。
これらのメリットだけでも、ふだんから頻繁に高速道路を利用している事業所なら、ETCを使わないと損をしてしまうということが分かる。では、さらにETCカードを確実にお得に使うための選び方を見ていこう。
ポイントやキャッシュバックでさらに経費削減!
通常のETC割引に加え、法人カードに付帯しているポイントやキャッシュバックのシステムを使えば、利用額に応じて、さらに経費を削減することができる。
このようなポイントやキャッシュバックの還元システムは、使えば使うほど得をすることができるため、特に経費の中で高速料金やガソリン代などが多くを占める会社にとっては、法人のETCカードはマストアイテムと言える。
別のポイントと合算して利用をしたり、ポイントでお得に買い物をしたいなら還元率が高いカードを、ポイントの交換が苦手な人はキャッシュバックの特典を狙うと良いだろう。
また、ガソリン代で悩まされているなら、ガソリン代が割引される特典が付帯している法人カードを選ぶのもおすすめだ。
必ずチェック!発行手数料と年会費
法人用のクレジットカードに、ETCカードを追加する上で注意しておかなければいけないことがある。
それは、「発行手数料」と「年会費」だ。
経費削減を目指すには、できるだけETCカードを発行する時やコストがかからないようにしたいもの。特に、多くの社用車でそれぞれにETCカードを搭載させるとなると、年会費だけでもバカにならない。
また、1枚の本カードに対して、ETCカードを複数枚追加できるかどうかもチェックしておこう。申込み時だけでなく、利用途中からも追加できるものを選んでおけば、いざという時に困らない。
これらの点をきちんと押さえておけば、無駄に年会費がかかったり、必要な時にETCカードが作れなかったりする心配はないだろう。
ETCを使えば使うほどお得!な法人カード
高還元率でコスパも最小限!楽天ビジネスカード
楽天カードと言えば、一般カードでもポイントの還元率が高いことで知られているが、その還元率は法人カードの「楽天ビジネスカード(プレミアムカード)」になってもそれは変わらず、1%という還元率をキープしている。
気になるETCカードは発行手数料がかからないので嬉しい。ただし、1枚だけの発行なら年会費は無料だが、2枚目以降は年会費が550円(税込)ずつかかってくるので注意しよう。
ふだんの買い物を楽天を通じて行えば、頻繁に行われるキャンペーンに乗じて、ポイント10倍や20倍も狙えるので、あっという間にポイントが貯まるだろう。貯まったポイントもまたショッピングで利用できるので便利だ。
3枚まで年会費無料!エグゼクティブゴールドフォービズ
4人までの少数の事業所なら、ETCカードの追加は3枚まで年会費が無料となる、オリコの「エグゼクティブゴールドフォービズ」がおすすめ。
本カードの年会費が2,200円(税込)と格安でありながらも、VISAのビジネスオファーが利用できるなど、そのサービスはゴールドカードに引けを取らない。
また、ポイントの還元率も0.6%と、一般カードに比べても高めの設定。
コスパもかからず、サービスも良く、ポイントも貯めやすいのだから、条件さえ合えば持っていて損はない1枚だ。
追加の枚数制限ナシ!JCBビジネスプラス法人カード
ポイントよりも現金でキャッシュバックを選ぶなら、「JCBビジネスプラス法人カード」がダントツに使いやすい。
年会費は1,375円(税込)と格安の上、ETCカードは何枚追加しても枚数制限ナシで、発行手数料・年会費が無料と、ETCユーザーには嬉し過ぎる特典付き。
キャッシュバックの還元率も、毎月最大3%、年間最大18万円を狙うこともできるので、ETCを頻繁に利用している事業所なら選んでおきたいところだ。
1位 楽天ビジネスカード
通常の利用も、ETCでも、ポイントの還元率は変わらず1%と高い。毎日利用している人なら、いつの間にかかなりのポイントを稼ぐことができるだろう。稼いだポイントで経費が削減できる。
2位 エグゼクティブゴールドフォービズ
ETCカードの追加は3枚までと枚数制限はあるが、サービスや特典がゴールドカード並みなので、様々なシーンで使えるカードとなるだろう。年会費も安くてコスパも良いのでおすすめ。